はじまりましたー! (パチパチパチ)
この連載では、マナー講師の金森たかこ先生に”新社会人(ワン)”のコロすけ君が、ビジネスマナーを教わります。
「社会人の基本中のキホンなんて、今さら聞けないよ!」なんてことも、ここで聞いてしまいましょう!
今回のテーマは「敬語」。
コロすけ君のQに、金森せんせいが分かりやすく答えてくれますよ。
皆さんは、正しい敬語、使えていますか?
ごあいさつ
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga9のコピー-e1632815151743.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
これからビジネスマナーについて講師をさせて頂きます、金森です。
この連載では、コロすけ君が仕事上で困っているテーマについて、お話していこうと思います。
どんどん質問してくださいね!
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
一番は、メールや上司と話す時に使う言葉づかいかな。
今日はたくさん質問するよ!
まずは…
![](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/16-1-150x150.png)
メールで「わかりました」「了解です」って返事をしてもいい?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
その質問に答える前に……。
まずは、丁寧語と謙譲語の違いはわかりますか?
敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語がある
「敬語」というのは総称で、敬意を表す言葉には主に3つの敬語を使い分けるよ。
尊敬語 …相手の動作、状態を高める
謙譲語 …自分のことをへりくだる
丁寧語 …丁寧な言葉遣いにする
※ほかに「丁重語」「美化語」もあるけど、まずはよく使う3つを覚えよう!
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
同僚に用いるなら丁寧語で問題ないですよ。
でも、上司や取引先など目上の方にはどうでしょう。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga8のコピー-e1631766245829.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
たとえば「了解いたしました」と言う表現。
文法的に間違いではなくても、「了解」という言葉自体に敬意がなくぶっきらぼうな印象を持つ人もいます。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
謙譲語は自分を下げてへりくだることで、相手に敬意を表現する言い方ですね。
「了解」の謙譲語は「かしこまりました」「承知いたしました」。
これが、ビジネスの場にふさわしい言葉遣いです。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga9のコピー-e1631766198471.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga2-のコピー-e1631766465120.png)
「かしこまりました」は「つつしんで承知する」という意味。
例)会場変更の件、かしこまりました。
「承知いたしました」は「相手の話の内容に同意、依頼や要求を聞きいれる」という意味です。
例)ご依頼の件、承知いたしました。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
話に合わせて使い分けよう!
まとめ
【コロすけの疑問】
メールで「わかりました」「了解です」って返事をしてもいい?
↓
【金森せんせいの答え】
上司や取引先で「わかった」「了解」という意図を伝える時には「かしこまりました」「承知いたしました」を使いましょう!
![](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/16-1-150x150.png)
相手の「見る」を敬語に直したい。謙譲語?尊敬語?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga2-のコピー-e1631766465120.png)
コロすけ君は「尊敬語」を知ってるの? かしこいワンちゃんね!
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
自分の動作や意志を敬語に直すには、「謙譲語」を使います。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
敬意を表したい相手の行動、状態、物事を高めて表現し、敬う気持ちを表します。
相手を主語として考えると、分かりやすいわよ。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga9のコピー-e1631766198471.png)
(いま理解したよ)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
相手が「見る」の尊敬語は「ご覧になる」。
これが正解です。
例)部長がご覧になりました
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
ぼくも“先生が見る”って言いたいときには「ご覧になりました」って使うよ!
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga2-のコピー-e1631766465120.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga5-のコピー.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
「見る」の「謙譲語」?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
例)資料を拝見しました
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga9のコピー-e1631766198471.png)
使い分けなくちゃ!
まとめ
【コロすけの疑問】
相手の「見る」を敬語に直したい。謙譲語?尊敬語?
↓
【金森せんせいの答え】
◎相手が見る、という敬語は尊敬語 →「ご覧になる」
◎自分が見る、という敬語は謙譲語 →「拝見する」
と使い分けをしましょう!
![](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/16-1-150x150.png)
「受け取る」の敬語がわからず、メールに書くときに困っちゃう
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga8のコピー-e1631766245829.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
「受け取る」の謙譲語は、「拝受する」「頂戴する」といいます。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
「拝受しました」でも良いし、「拝受いたしました」ではよりかしこまった言い方になりますね。
例)▼▼会議の資料、確かに拝受いたしました。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
相手からの贈り物などを受け取ったときに適した表現よ。
例)けっこうなお品を頂戴いたしました。お心遣いに感謝申し上げます。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/もぐもぐ.png)
このおやつのお礼メールも「頂戴しました」って書かなくちゃ。もぐもぐもぐ…
まとめ
【コロすけの疑問】
「受け取る」の敬語をメールに書くときはなんて書く?
↓
【金森せんせいの答え】
◎(資料を)受け取りました、の敬語 →「拝受しました」
◎(贈り物を)受け取りました、の敬語 →「頂戴しました」
と使い分けをしましょう!
![](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/16-1-150x150.png)
「行く」「言う」「読む」「食べる」敬語の変換、なんだっけ!
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
でも……
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga8のコピー-e1631766245829.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
では、よく使う動詞の「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の変換を一覧にまとめましょう。
主な動詞の敬語変換表
尊敬語 | 謙譲語 | 丁寧語 | |
行く | いらっしゃる | 伺う、参る | 行きます |
言う | おっしゃる | 申す | 言います |
読む | お読みになる | 拝読する | 読みます |
食べる | 召し上がる | いただく | 食べます |
会う | お会いになる | お目にかかる | 会います |
着る | お召しになる | 着る | 着ます |
帰る | お帰りになる | 失礼する | 帰ります |
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
デスクに貼っておくよ!
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
まとめ
【コロすけの疑問】
「行く」の敬語変換、なんだっけ!
↓
【金森せんせいの答え】
◎ 相手が行く、尊敬語 →「いらっしゃる」
◎ 自分が行く、謙譲語 →「伺う」
◎ 自分が行く、丁寧語 →「行きます」
と使い分けをしましょう!
3つの変換をセットで覚えると間違えにくい!
![](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/16-1-150x150.png)
しゃべるときに使う「大丈夫です」 これも敬語に直せるの?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
本来は「不安や心配がないようす」「間違いなく、確かである」の意味で使われることが一般的ですね。
でも最近では「できる・できない」という可能、不可能の意味や断り文句として使われることも増えてきました。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
無意識で使っているけど、確かにいろんな場面で使う言葉だね。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
受け取る人によって違う意味に取られる可能性のある言葉は、誤解が起きやすくなるから危険ですよ。
場面に合わせて、「大丈夫」を別の表現に変えないければいけませんね。
例1) 資料はこちらでよろしいでしょうか
× はい、大丈夫です
○ はい、こちらで問題ありません
例2) 昼食はいかがいたしましょうか
× 大丈夫です
〇 ありがとうございます。こちらで準備いたしますので、ご用意いただかなくても結構です
例3) ▼▼のパーティーには、ご参加いただけますでしょうか
× 大丈夫です
○ 【参加】ありがとうございます。喜んで参加させていただきます。
○ 【欠席】せっかくご招待いただきましたのに申し訳ございません。あいにく先約があるため、参加いたしかねます。ご盛会をお祈り申し上げます。
例4)このたびはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした
× いえいえ、大丈夫ですよ
○ どうかお気になさらないでください
例5)こちらの商品が大変お得になっておりますが、いかがでしょうか
× 大丈夫です
○ ありがとうございます。せっかくですが間に合っておりますので、今は必要ありません。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga8のコピー-e1631766245829.png)
それぞれ別の言い方で表現しなくちゃいけないね。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
話すときと同じ言葉では伝わらない可能性がある、ということですね。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga9のコピー-e1631766198471.png)
ん? そういえば、「なるほど」ってメールで伝えたいときはどう書くの?
まとめ
【コロすけの疑問】
「大丈夫です」これも敬語に直せるの?
↓
【金森せんせいの答え】
ひとつの言葉でも、いろいろな意味を持つ場合がある。
シチュエーションを理解して、本来の意味を丁寧に言葉に変換しよう!
![](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/16-1-150x150.png)
「なるほど」「助かる」「よかった」「頑張って」もよく口語で使うけど、メールでは?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
●「なるほど」の敬語変換は?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
ビジネスで使うには適していないので、別の表現に変えましょう。
たとえば、
例1)相手の言葉に対して同意を示す場合
× なるほど
○ おっしゃる通りです / 勉強になりました
例2)あいづちとして
× なるほど、なるほど
○ はい
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
ビジネスの場で使用するのは不適切ですよ。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
僕は使わないようにしなくちゃ!
●「助かる」の敬語変換は?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
「労力や負担などが省かれ、楽になる。手助けになり、ありがたい」
とあります。(『広辞苑第七版』岩波書店)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
上司や目上の方に使うのは避けたほうがよい言葉ですね。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
どういう書き方だと良いのかな。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
例1)
× とても助かりました
○ お力添えくださり、誠にありがとうございました
例2)
× 3月3日までにご返事いただけますと助かります
○ 3月3日までにご返事いただけますと幸いです
例3)
× 貴重なご意見をいただき、助かりました
○ 貴重なご意見をいただき、感謝申し上げます
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
●「よかった」「よかったです」の敬語変換は?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga9のコピー-e1631766198471.png)
悪い意味ではなさそうだけど、これもいろんな意味がありそう。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
メールなどの書き言葉として使う場合は、シチュエーションに応じて適切な表現に変えましょう。
たとえば…
例1)
× お会いできてよかったです
○ お目にかかることができ、光栄です
○ お目にかかることができ、嬉しく存じます
例2)
× お役に立ててよかったです
○ お役に立てて何よりです
例3)
× もしよかったら、アンケートに答えてください
○ もしよろしければ、アンケートにお答えいただけますでしょうか
○ 差し支えない範囲で結構ですので、アンケートにお答えいただけますでしょうか
例4)
× よい結果でよかったです
○ よい結果で、安心いたしました
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
すぐ思いつく言葉だけど、安易に使っちゃいけないんだなぁ。
●「頑張る」の敬語変換は?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
「持てる力をフルに出して、努力する」
とあります。(『新明解国語辞典第七版』三省堂)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga2-のコピー-e1631766465120.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
上司に対して、「持てる力をフルに出して、努力してください!」と言っていることになってしまいます。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga8のコピー-e1631766245829.png)
これにも上司や目上の人に失礼にならない言い換えがあるの?
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
たとえば、
例1)上司が栄転する場合
× ▼▼支店でも頑張ってください
○ ご栄転、おめでとうございます。○○支店での更なる御活躍をお祈り申し上げます
例2)上司が出張に行く場合
× 出張、頑張ってください
○ どうぞお気を付けて言ってらっしゃいませ
例3)プレゼンをする先輩に
× プレゼン、頑張ってください
○ プレゼンのご成功をお祈りしております
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga9のコピー-e1631766198471.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
こちらは素直に、応援している気持ちを伝えましょう。
例3)仕事を頑張っている友人に
× 仕事、頑張ってください
○ 応援しています
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
ぼくも応援してもらえたら、もっとがんばっちゃうなぁ。
まとめ
【コロすけの疑問】
よく口語で使う言葉、メールで使ってもいい?
↓
【金森せんせいの答え】
話し言葉は、身振り手振りや声を含めて伝えるからこそ、成り立つ言葉が多い。
書き言葉に直す場合は、文字だけでも伝わるよう、シチュエーションに合わせた変換を!
敬語の授業をふりかえって
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
これで授業はおしまいです。
前半は3種類の敬語の変換についてお話しましたね。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga9のコピー-e1631766198471.png)
あの変換表があれば、怖くないよ!
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga4-のコピー-e1631766411881.png)
こうしてみると、何気なく使っている言葉にも、いろいろな意味が含まれていることがわかりますね。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga7-のコピー-e1631766281233.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga3-のコピー-e1631766438886.png)
「敬語」は、相手に対して敬意を表す言葉。
つまり「相手を敬う気持ち」を表現する言葉です。
コミュニケーションは人と人とで成り立つもの。
「言葉」の意味がいくら文法的に正しくても、言葉が持つ印象、イメージによって相手が不快に感じたり、誤解するような言葉を使うのはNGです。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
ビジネスの場で使用頻度の高い言葉は、そんなに多くはありません。ふさわしい言葉遣いをマスターしておくとよいですね。
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga6-のコピー-e1631766331182.png)
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga2-のコピー-e1631766465120.png)
尊敬語と謙譲語の違いは理解しておくと、敬語への変換もしやすくなりますよ。
もし敬語に自信がなければ、普段から意識して、上司や先輩の言葉遣いから学ぶことをおすすめします。
言葉のストックを少しずつ増やしていくと、場面に応じた適切な表現を使えるようになりますよ!
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga9のコピー-e1631766198471.png)
(あ!)
「はい、勉強になります!」
![avatar](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga2-のコピー-e1631766465120.png)
![](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga5-e1632791739568.jpg)
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。
金森たかこさん連載記事
- 第1回 – “わかりました”の敬語って? メールで間違いやすい敬語Q&A
- 第2回 – WEB面接の正しいマナーは?Zoomなどで失敗しないコツ
- 第3回 – [就活面接 返信とお礼メール]前編
- 第4回 – [就活面接 返信とお礼メール]後編 例文集
この記事を監修したひと
![金森たかこ kanamori takako](https://jobstory.jp/wp-content/uploads/2021/09/genga1-のコピー-e1631766486844.png)
大手食品メーカー人事部にて人材育成・秘書業務などに携わった後、フリーアナウンサーとして独立。テレビ・ラジオを中心にインタビュアー・司会・ナレーションなどの仕事に携わる。また、ビジネスマナー講師として、企業や行政機関、各種学校などへの講演・研修・コンサルティングを行う。