こんにちは!

町田市出身で、現在は総合リユースショップ「トレジャーファクトリー」横浜青葉店で店長をしております野笹貴也(のざさたかや)と申します。

横浜青葉店

私がトレジャー・ファクトリーという会社に入ってから、パートナースタッフ(アルバイト)時代を含めるともう13年になります。

特に憧れていたわけでもないリユースという世界にいきなり足を突っ込んで、そのまま社員になり、今は店長になったという経歴的には少し変わっているかもしれない私です。

趣味はスニーカー集め

今回の記事では、パートナースタッフからの社員採用に至るまでの話をメインに、パートナースタッフとして働くトレファクの魅力について熱く語らせていただきます!

トレファクで働くのは大学2年生のときから

私がトレジャー・ファクトリー(以下、トレファク)にパートナースタッフとして入ったのは、大学2年生の頃、当時は2009年でまだ19歳でした。

はじめてトレファクの門を開いたのは町田店でした。

ちなみに:町田店の様子はこちらのプロモ動画でご覧になれます

それまでに居酒屋やスーパーの品出しのアルバイトもしていましたが、少し物足りなさを感じておりまして。ふとWEBか何かでトレファクのパートナースタッフ募集の求人を見つけ、なんとなく応募したのが私とトレファクの出会いです。

横浜青葉店で気になる商品① レアスニーカー:「見る人が見たら唸るのではと思いますが、これ、Frank MullerとNew Balanceのコラボモデルです」

最初はこんな風に仕事をしていた

パートナースタッフ時代、最初は入荷した家電や家具といった製品の簡単なクリーニングとか、品出しなどの運搬業務をやっていました。本当に基本の作業ですね。とはいっても、これまで経験したバイトとは違う作業が多かったので、そして毎日良い意味で違う仕事が多かったので、とても面白いなと思っていました。お店の業務の様子がだんだんわかってくると、「出張買取」のサポートもやるようになりました。

出張買取と言うのは、文字通りお客様のところへお伺いし、提示された品物に対してその場で値段を付け、条件が合致すれば買い取らせていただき、運搬まで行う、という業務のことですが、これがとても印象に残っています。

ずっとお店にいて働くのではなくて、逆に外にいる時間のほうが長いくらいでしたから、初めて出張買取の現場に行ったときには、「そんな遠いところまで行くんだ」なんて思ったくらいです。今思い返すと、トレファクが行っている買取サービスは、それだけ多くの方にニーズがあったということの裏返しなんですよね。

※注:当時の店舗スタッフは出張買取もやっていましたが、現在は専門のスタッフが出張買取業務を行っています

横浜青葉店で気になる商品② アメリカンレトロ雑貨:「同じテーマの商品が集まると空間演出が楽しくなります。リユースショップの醍醐味」

実際に働く前はあまりイメージしていませんでしたが、リユースショップでは魅力的な商品を集めるために「買取」を行います。なので「販売」と同じかそれ以上の時間、店舗全体では「買取」に関わる業務が動いているというわけです。これは皆さんももしトレファクの店舗で働くようになりましたら、実感していただけるかと思います。

週4日のトレファクで、徐々に買取業務を任されるように

夏季休暇を利用してアメリカに行ってきました。念願のメジャーリーグ観戦!

大学に通いながら、週に4日くらいはトレファクで働いていました。

学業面はけっこうきつかったですが、私の場合、学業よりもトレファクで働くほうが面白いかも、という感じでずっと続けていました。

そんなこんなでパートナースタッフとして2年半ほど経った頃でしょうか、先輩の社員スタッフから教わりつつ、徐々に買取の仕事も任されるようになっていったんです。

トレファクでは花形とも言える買取業務。

最初は清算業務といって、社員スタッフが買い取ったモノの清算(お客様に買取金額をお渡しするやりとり業務)をすることから入り、任されることが増えていくというのはとても楽しい経験でした。

私がパートナースタッフ時代に、すごくやりがいを実感したことをお話しさせていただきますと、「自分で商品化したものが売れていく」ということでした。買取という仕事との出会い。この達成感は、他のバイトではあまり味わえない喜びかもしれません。自分一人で価格交渉をするわけですから、人間的な自信もつきましたね。

「パートナーバイヤー」の制度に貢献できたと思う

「パートナーバイヤー」というのは、トレファクの店舗業務でさまざまな経験を積んで勉強して、オン・ザ・ジョブトレーニングを経て、社員スタッフのように買取の業務ができるパートナースタッフのことです。

私がパートナースタッフとして働いていたころは、この「パートナーバイヤー」という制度はなかったと思うんですが、今振り返ると私はパートナースタッフでありながらバリバリと買取業務をやっていたんですよね。他の店舗にもそういうパートナースタッフはいなかったと思います。というわけで、もしかすると私の頑張りがパートナーバイヤーを制度化し、パートナースタッフがより活躍できる環境を実現したんじゃないかと、勝手に思っています(笑)

横浜青葉店で気になる商品③ 楽器コーナー:「別に楽器に強い店舗ではないんですが、結構充実してきたので見てほしいですね」

パートナーバイヤーの一番のメリットは、ずばり、社員スタッフの負担を大幅に減らせるということです。

店舗をまわしていくには買取を通していち早く商品化を進めていくことが重要です。しかし、社員スタッフしか買取ができない状況ですと、店舗の回転が悪くなりますよね。社員スタッフには、買取以外にもやらなくてはならない業務がたくさんあります。

パートナーバイヤーがいる店舗は、それだけ店舗運営を効率的に進められるというわけなんです。私が今店長として勤めている横浜青葉店でも、パートナーバイヤーが大活躍中ですよ!

パートナースタッフでも活躍できる社風

パートナーバイヤーのような制度の整備も大事ですが、店舗のスタッフがストレスなく働ける環境って、何かなといつも考えています。

私の結論は、新しいことにどんどんチャレンジさせてもらえることと、肩書きに関係なく積極的にコミュニケーションが取れるということ。今はそう考えています。

私がパートナースタッフ時代に買取業務を邁進できたのは、ただのパートナースタッフでしかない私に買取のチャンスを与えてくれたことと、社員スタッフとパートナースタッフにそれほど垣根がなかったのが大きかったです。間違いなく。

買取に限らず、売り場作りなどでも積極的にチャレンジさせてもらえましたし、もともとコミュニケーションを取るのが苦手なほうだった私でも、積極的に動き、働いて、いろんな意見を率直に言える雰囲気が、当時からトレファクにはありました。

こういう社風はトレファクの魅力の一つだと思うので、これからも大事に受け継いでいきたいなと思っています。

社員として入社するタイミングは東日本大震災の翌年

私が大学を卒業したのは2012年、つまり、東日本大震災の翌年のことでした。

当時は世の中の先行きがとても不透明な感じで、未来が見えにくい状態。私に限らず多くの就活生が「どんな仕事を選べば良いんだろう」と悩んでいたと思います。そんな雰囲気の中で、私は就職活動をうまく行うことができず、トレファクでのパートナースタッフ生活を続けてみることにしました。いわゆるフリーターというやつですね。

当時は働きながら色々と考えました。

理系の大学を出ていたけれど、もともとIT系などの企業に勤めたいと積極的に思っていたわけではなかったし、なんだか投げやりな感じで、自分で好きな洋服を集めて古着屋でも持とうかなあ、なんて考えてみたり。半年ぐらいフリーターを続けていて、相変わらず就職活動も全然手がつかず焦っていましたね。

そんなとき、当時のエリアマネージャー(注:店長の一つ上のポジションで、エリア単位で店長をマネジメントする役職)の方から、「社員にならない?」ってひとこといただきました。

「トレファクで社員として働く」

あくまで、パートナースタッフとしての働き場としてしか考えていなかったので、少し驚きましたが、よくよく考えてみると、自分にとってはこの一択だなと思いました。

スキルとしては、そもそも買取業務をやらさせていただいたので、自信を持って日常業務を行える自信がありました。将来像として自分独自の店舗を持てる(店長になれる)というキャリアパスは、古着屋に多少興味があった自分として魅力的でした。

さらに、トレファクのビジネスモデルはリユースビジネスですが、これって100年先の未来になっても、絶対なくならないし、人々の暮らしを豊かにする素晴らしいビジネスモデルだなと思いました。東日本大震災を経て、世の中を豊かにすることができる本質的な可能性を持った仕事に就きたいというマインドが強まっていた時期でもありました。そんなビジネス(仕事)って、なかなかありません。

渡りに船、という勢いでした。

それで私は、わりとすぐに「やらせていただきたい」と返事をしたんです。タイミングとしてもぴったりだったのかもしれません。

その後社員登用の面接を経て、無事にトレファクに中途採用で入社することができました。パートナースタッフとして既に働いていましたし、タイミング的には新卒入社と同じタイミングでもあるので、なんで中途入社なんだろうと、少し不思議な気分でしたね(笑)

その後、数々の試練とドラマを経て、今は店長という立場になることができました。パートナースタッフとして町田店で働いていたころは、現在の自分を想像できていませんでしたが、成長もできているしなかなか面白い人生を歩んでいるなあと我ながら思う、今日この頃です。

トレファクでパートナースタッフとして働くことに興味がある人へ

私がパートナースタッフとして働いていたころと今を比較すると、日々進化しているなと痛感します。

例えば、今のパートナースタッフにはきちんとした評価制度が設けられています。これは昔はありませんでした。

仕事の仕方や働きぶりなどに対して評価項目があり、パートナースタッフの評価の見える化が促進されました。半年に一度評価が行われるのですが、やる気のあるスタッフや事業への貢献が大きいスタッフは、けっこう時給が上がってますね。

横浜青葉店で気になる商品④ お酒コーナー:「まだお酒は取り扱いをはじめたばかりの商品ですが、ジャパニーズウィスキー、お得に入手できますよ」

基本的には店長が評価をして、エリアマネージャーが許可を出す、といった流れになっています。身近にいる店長が評価するというところも、パートナースタッフの頑張りをきちんと見ている側が判断するということですから、誤解が生じることがないと思うんです。平等に見てもらえるし、仕事のモチベーションも上がりますよね。

私の時代にはそんな制度はなかったので、これからパートナースタッフになりたい人にとっては、とてもいシステムが導入されています。まずはそれをお伝えしたいです。

それから、社員登用制度も年々強化されている事実をお伝えしたいです。

総合リユースショップの店舗には暮らしに必要なあらゆるモノ日々入荷し、多くのお客様にご購入いただいています。ファッションでも楽器でもフィギュアでも何でもいいのですが、自分に好きなモノがある人にとっては、とても魅力的な仕事場だと思います。

パートナースタッフとしてまずはカジュアルに働いている途中で、自分にはトレファクが合っているかも、と気づくかもしれません。その場合も、きちんと社員登用への道が制度として用意されていますので、こちらの制度があることも頭の隅にぜひぜひ残しておいてもらいたいですね!

店長になってから目標にしていること

パートナースタッフとしてトレファクでの歩みを始めた私ですが、ついに昨年、目標としていた店長になることができました。

今、次の目標として考えているのが、「すべてのスタッフたちが働いていて楽しい、と思えるような雰囲気を作っていくこと」だと思っています。

自宅のかわいい子猫ちゃん

「店長としてお店自体をこういう風にしていきたい」という、単純に数字やロマンだけを追うようなことよりも、とにかくスタッフ間でギスギスした雰囲気を作らないように配慮すること。それが、私の今の一番の目標です。

これはなぜかと言うと、パートナースタッフ時代から色々と経験して、店舗の中のスタッフの雰囲気が悪くなると、やはりお店自体の雰囲気も悪くなることがあったからです。逆に、スタッフの雰囲気が良くなると、それに比例してお店自体の雰囲気や業績も良くなります。まだ店長になりたてのタイミングだからこそ、こういったところを一番意識してやっていきたいです。

中長期的な目標としては、個人的にファッションが好きなので、総合リユースショップの中でも衣類に強いお店にしていきたいですが、まずはそんなことを考えています(実際は、店長になってまだ2年目なので、今やっていることで精一杯な部分もありますが笑)

ここまで私の経験談をベースに語らせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

私はパートナースタッフ時代からのトレファクとの付き合いなので、もう家族よりも長くお世話になっています。これからトレファクは店舗数ももっと増えて、色々な人材が集まってくる環境になっていくのだと思います。

この記事を読んでトレファクに興味を持ってくれた方に、店舗で仲間としてお会いできるのを楽しみにしています!

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。


リユースビジネスのこと、トレジャー・ファクトリーがどんな企業かを少しイメージできたでしょうか。

当社では新規出店や事業拡大につき、新しいメンバーを募集しております。
詳しくはこちらの採用情報をご覧ください!




この記事を書いたひと