こんにちは。
トレジャー・ファクトリーの中島と申します。
第一弾の杉之原さんに続いて、私は現場の立場として、トレジャー・ファクトリー(以下トレファク)について話してみようと思います。
トレファクは様々な業態のリユースショップを運営しています。
洋服専門の「トレファクスタイル」。スポーツ・アウトドア専門の「トレファクスポーツ」。ハイブランド専門の「ブランドコレクト」などなど。
リユースショップの他にも引越事業や、ドレスレンタルといったように、本当に幅広いビジネスを展開しています。
私が所属しているのは、総合業態の「トレファク」。
簡単に言えば、全部やっちゃう業態です。
上に記載したのは、すべて専門業態。
総合業態の店舗で取り扱っている主な品目
・ ブランド品
・ 生活雑貨
・ 食器
・ 贈答品
・ 洋服
・ バッグ
・ 家電
・ 家具
・ スポーツ・アウトドア
・ 楽器
・ おもちゃ・ホビー
・ 貴金属
・ お酒 …etc
あれ?
総合って、さっきの専門業態すべて入っているじゃん。
そうなんです。
総合業態は、その名の通り、総合リユースショップです。
すべてのカテゴリーを取り扱うことができる。
だから、総合は楽しいんです。
同業他社も当たり前のように、総合リユースショップ(リサイクルショップ)として、様々なものを扱っています。
そんな中でも、私はトレファクが一番だと思っています。
他社は、全国どこの店舗に行っても、同じ印象。
当社は、全国どこの店舗に行っても、違う印象。
他社は、良くも悪くも個性がない。
当社は、良くも悪くも個性がある。
店舗を通じて自分の個性が出せる。
だから、トレファクはおもしろい。
改めて自己紹介から。
総合第二事業 エリアマネージャー
中島麟太郎
2008年新卒入社 33歳
なぜトレファクに入社しようと思ったのか?
大学時代は、英語を専攻していました。
テニスも、専攻と呼べるくらいやり続けました。
大学3年生の後半から、例に倣って就職活動スタート。
・ 企業分析
・ 合同企業説明会/会社説明会
・ エントリーシート
・ 自己分析
・ SPI
それまでのテニス中心(英語じゃないんかい)の生活から、一気に現実を考えさせられました。
当時はスマホもないし、面接会場にたどり着くのも一苦労でした。
大学のパソコンで、利用制限を気にしながら企業情報や地図を印刷しまくったのが懐かしい。。
企業を検索してはエントリーの繰り返し。
そんな中、おもしろい会社を見つけました。
「株式会社トレジャー・ファクトリー」
何を隠そう、私は古着が好き
ちょうど私が高校生の時は、古着ブームが到来していました。ベロアテーラードジャケットにダメージデニムが流行った時代です。
同じものが存在しない。他人と被らない。個性を出せる。。
”一点もの”の魅力に、強烈に惹かれたのを、今でも覚えています。
デニムのヒゲやハチノスなどのアタリ。
経年によるヨゴレやダメージによる雰囲気。
新品にはないデザインや、古着にしかないアイテム。
ヴィンテージ、アンティーク、ワーク、ミリタリー、レザー。
古着の世界に触れれば触れるほど、どんどんハマっていきました。
当時は古着ブームで、町田が大好きでした。今でこそ古着屋さんの数は減ってしまいましたが、変わらず営業していて、当時から10年以上通っている大好きな古着屋さんもあります。
今ではリユースショップで買ったものも”古着”ですが、そうではなくて、好きになったのは、いわゆる”US古着”です。
古着というキーワードで、トレファクが検索に引っかかったんだと思います。
正直、当時はトレファクのことを全く知りませんでした。
調べてみて、初めて総合リユースショップというのを知りました。
当時はまだまだリユースショップはメジャーではなく、世間的なイメージもよくありませんでした。
いわゆる個人経営の、小さくて決してキレイとは言えなくて、値段が貼っていないから、気難しそうなおじいさんに話しかけないと分からない。。
私のイメージもそうでした。
大学では一人暮らしをしていて、ちょうど近所に小さなリサイクルショップがあったんです。 洗濯カゴを買おうとして、とても勇気がいったのを、今でも覚えています。
トレジャーファクトリーは、大きくて、キレイで、活気があって、とても魅力的に感じました。はっきりと商品に値段もついていました。
リサイクルショップの常識を打ち破ろうとしている感じがして、とても興味が湧きました。
当時の家の近くにあったのが、総合業態「トレファク」の町田店と洋服専門「トレファクスタイル」の多摩センター店。
「こんなに大きなリユースショップがあるんだ!」
今では当たり前に町中に溢れているリユースショップも、11年前はメジャーではありませんでした。
町田店では、アジアンの木彫り人形を500円で買ったのを、いまでも覚えています。
多摩センター店では、洋服の買取を利用して3,000円位で売れたのを、いまでも覚えています。
他にもアパレルや接客・小売りなど、たくさんの企業を見ましたが、やはりここ以上に興味を持てる企業はありませんでした。
エントリーし、面接を受け、晴れて内定をいただきました。
内定をいただいたのは4年生の4月2日。
圧倒的に早いですね。
「えぇーそんなに早く内定もらって、あとは遊び放題じゃーん」
サークルの女子に言われました。 そこのあなた、よくわかりましたねw
しかし、私の就職活動はここで終わりませんでした。
内定をもらいつつも、悩んでしまった
「本当にこれでいいのか」
「もっと別の選択肢があるのでは」
「ここはどこだ、わたしはだれだ」
当時の私はミュウツーのようでした。
そんな中、6月から教育実習が始まりました。
あれ?言ってなかったでしたっけ?
実は中学/高校の英語の教員免許をもっているんですよ。 もう10年経ってしまったので、期限切れとなってしまいましたが。
意外とまじめなんですよね、私。
テニスを教えていたこともあり、教師という選択肢があったのです。
経験した方はわかっていただけると思いますが、教育実習は非常にきついです。
私は高校に行きました。
すべての授業の日誌を書き、授業計画を立てる。
授業を見学して、後半は自ら授業を行う。
担任クラスのホームルームや、部活動にも参加する。
3週間。毎日3時間睡眠。嘘偽りはございません。
それぐらいきつかったけど、やっぱりやりがいありました。
担任クラスと部活動。
両方から色紙をいただきました。
みんなもらえるんでしょ、と思ったそこのあなた。もらえない人もいるんです。高校生は甘くありません。
そりゃありえないぐらい泣いちゃいますよ。
意外と涙もろいんですよね、私w
教師という仕事の魅力を感じることができてよかったとともに、私はまた迷いました。
「ここはどこだ、わたしはだれだ」
気付いたら私は原付で平塚の海にいました。
よく悩んだら海にいくとありますが、気付いたら盗んでいないバイクで走り出していました。
「自分がやりたいことはなんだ?」
「自分が好きなものはなんだ?」
「どんなときにやりがいを感じるんだ?」
出した答えは、「私が本当に好きなもの」でした。
もちろんテニスも好きだし、人に教えるのも好きです。
これからを考えたときに、人生をかけて情熱を注げるものは何か。
テニスよりも好きだと思えたものは、「古着」でした。
当時は友達に聞いても、
「トレジャーファクトリー?なにそれ??」
本当にみんな知りませんでした。
親からもやはり、
「せっかく今まで頑張ってきたんだし、安定しているし、教員がいいんじゃないの?」
そりゃそう言いますね。
結局悩みに悩んだけど、「好きなことなら頑張れる」と思えたのです。
テニスはある程度頑張ったけど、限界は感じていました。
頑張ったけど、これ以上は上手くなれない。好きだったテニスも、いつの間にか、あまり楽しめなくなっていた時期でもありました。
高校では毎日部活をやって。
大学では週3日でサークルをやって。
テニススクールでコーチしながら練習して。
最後まで努力したのに、大学4年の最後の大会も、中途半端に負けてしまって。
だからこそ、なんか踏ん切りがついたついたタイミングだったんですよね。
「好きなことなら頑張れる」
好きだからこそ頑張ってこれたけど、このままでは嫌いになってしまいそう。
だからこそ、もう一つの好きなことを、頑張ろうと決めました。
こうして私はトレジャー・ファクトリーへの入社を決めました。
― 気になる入社してからのお話は次回の記事で!!(つづく)
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
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