こんにちは。

トレジャー・ファクトリーでエリアマネージャー3年目の中島です。

今日も私の体内では、心の故郷・湘南の風が吹いています(あー、早く海辺を駆け回りたいですね)。

心の故郷・湘南の風が吹いています

さて、今回はついに連載の最終回。

私がトレジャー・ファクトリー(以下トレファク)でエリアマネージャーになってからの話をさせてください。

トレファクに興味を持っていただいている方は、まずは店長の仕事に対して良い興味を持っている方が多いのではないかと思います。

「実は店長の先にも面白い仕事がまっている」

そんなことをこの記事ではお伝えしたいです。

過去2回の記事と合わせて読んでいただくと、よりトレファクのことがわかっていただけるかと思います。よろしくお願いいたします。

↓過去2回の記事はこちらです

エリアマネージャーとは

トレファクのエリアマネージャーは

エリアマネージャーというのは、店長(ストアマネージャー)を管理するポジションになります。トレファクでいうと6〜8店舗くらいの売上などを管理する、いわば各店の店長を束ねる立場です。

店長は自分の店に掲げられた目標売上や買取金額、売上総利益などを達成するために日々頑張るんですが、エリアマネージャーは個店単位でなくエリア全体の数字を見ていくという感じですね。

私はエリアマネージャーに就任して2年半以上が過ぎ、経験年数で言えば3年目というところです。

3回のMVP受賞を経てエリアマネージャーに

3回のMVP受賞を経てエリアマネージャーに

私は店長時代に、恥ずかしながら「年間MVP店長」という賞を3回いただくことができました。

この先何を目標にすればいいんだろう、って考えたときに常に脳裏にあったのは「エリアマネージャー」というポジションでした。

でも、はっきり「エリアマネージャーになりたい!」というのは自分の性格的にちょっと違ったので、あまり露骨にアピールはしていませんでした。なんといいますか、店長として自分の店を盛り上げていくのにやりがいや楽しさを感じていましたので。

そんなとき、事業の責任者から「君は実力もあるし、年間MVP3回受賞という経験を、できるだけ多くの人に伝えるべき。なので、エリアマネージャーをやるべきだよ」とアドバイスされました。

なので、エリアマネージャーをやるべきだよ

そう言われても、引き続き店長をやり続けたいと悩む自分はいたんですが(笑)、新しいことにチャレンジしないと自分の成長はないという考えは常にありましたので、それを機に「エリアマネージャーになりたい!」とまわりにアピールするように。その後、色々な状況が重なって、意外に早くエリアマネージャーになることができました。

店長とエリアマネージャーの違いとは?

店長とエリアマネージャー。

皆さん、何が違うと思いますか?

単純なことではありますが、店長とエリアマネージャーでは束ねる社員の人数も違いますし、追いかける数字の大きさも違います。

店長なら自分の店の売上などのアップダウンを分析し対策を立てるわけですが、エリアマネージャーは色々な店舗の集合体の数字を見て、分析するんですね。これが私としては大きな違いで、難しい部分だなと感じました。

エリアマネージャーは色々な店舗の集合体の数字を見て、分析するんですね

なぜかというと、自分の店の分析であれば、自分でほぼ全体が見えている状況なので対策なども立てやすいんですね。

しかし、エリアマネージャーは自分以外の店長が運営している店舗の分析をしなくてはなりません。数字が上がっている店舗と、数字が落ちている店舗があるとします。それぞれ原因が何かしらあるわけですけど、それを見つけるのは店長時代と違った感覚が必要になると感じました。それは今も日々痛感しているところです。

こう書いていると、エリアマネージャーって大変じゃん、と感じるかもしれないですけど、店長時代と違って関わる金額の額も大きく変わってきます。それが何よりも楽しかったり、達成感につながります。

わかりやすくかなりざっくり言いますと、1店舗レベルだと年間1億円前後の売上だったものが、エリアレベルだと年間で7億円を軽く超える売上に関わることができます。これってほぼ会社経営みたいなものですよね。

エリアマネージャーの主な仕事内容

エリアマネージャーは決まった場所に常にいるわけではないので、「普段何をしているんだろう」と思われがちなところがあります。

そろそろ具体的な話をした方がわかりやすいかと思いますので、私の主な業務の内容をざっと挙げてみましょう。

※あくまで私の業務の内容なので、エリアマネージャーによってはちょっと違うことをやっていたり、多少考えが異なることもあるかもしれませんので、ご了承ください。

エリアマネージャーの仕事① 担当店舗の店長の教育

エリアマネージャーの仕事①  担当店舗の店長の教育

私自身は今現在7店舗を担当していて、当然その数だけ店長もいるわけですが、エリアマネージャーの大事な仕事の一つが「店長の教育」ですね。

これまで自分自身がやってみて成功した事例などをうまく盛り込みながら教育をしていきます。自分が店長だったらこうしていくだろうな、という視点で考えて、それを店長に落とし込んでいくことはエリアマネージャーの大事な役割だと思っています。もちろん、店長だけでなく、次世代の店長や副店長への教育も行い、将来会社を引っ張っていってくれる後輩をたくさん育てることが重要だと考えています。

エリアマネージャーの仕事② 担当店舗を定期的に訪ねる

エリアマネージャーの仕事②  担当店舗を定期的に訪ねる

エリアマネージャーは店舗を見ないことにはお店ごとの改善点に気づくこともできないため、自分の担当店舗に定期的に顔を出すことも欠かせません。

担当している店舗数が増えればその分大変になります。ですが、会社がどの方向に向かって進んで行こうとしているのか、その想いや目指す先にあるものをきちんと担当店舗に落とし込むのは私の使命でもありますね。

エリアマネージャーの仕事③ 各店舗の成功点失敗点を分析し適切なアドバイスをする

お店ごとに得意なところや不得意なところはさまざまですから、私が実際に店舗に行って、自分の目でしっかりと店舗を見るようにしています。

苦手な部分を改善し、得意な部分をさらに伸ばすことができるよう、アドバイスをしていきます。

また、エリアマネージャーは複数の店舗を見ているので
客観的な視点、マクロな視点からアドバイスすることもできます。
地域特性もつかみながら、そういった視点からアドバイスをすることで、店長やスタッフにもマクロ視点が徐々に身に付いてきます。

エリアマネージャーの仕事④ 担当エリアの全社員に向けてメール送信

エリアマネージャーの仕事④ 担当エリアの全社員に向けてメール送信

私は出勤の日に欠かさず担当エリアの全ての社員に向けてメールを送信しています。

なんでこんなことをするかというと、エリアマネージャーを身近に感じてもらいたい思いが強いからです。逆の立場で考えるとエリアマネージャーって頻繁に顔を合わすこともないし、なんとなく遠い存在に感じられがちなんですよね。

毎日メールがきたら、少し身近に感じられるのでは?と思ったので、欠かさず続けています。

内容は「今このお店でこんな商品が売れているよ!」とか、「今このシーズンだからこそ、この商品を積極的に売っていこう!」とかそういう内容です。

エリアに向けて、意識して欲しい事柄を中心に発信しています。

エリアマネージャーの仕事⑤ 各種MTGへの出席

エリアマネージャーとして出席するべき会議も多いです。

エリアのさらに上に「事業全体」というまとまりがありますが、そこでは事業全体で商品の買取知識などを深めるためのMTGも定期的に開催しています。私はそこでホビーカテゴリーを担当しておりまして、ホビーに詳しいメンバーを集めて月に1度MTGを開催しています。

他にも、担当エリアの店長と月1回のMTGをしたり、毎月末にはエリアマネージャーが集まるMTGもあります。

エリアマネージャーの仕事⑥ 週ごとに全店の数字の共有

リアマネージャーの仕事⑥ 週ごとに全店の数字の共有

各店舗ごとの数字がエリア全体で把握できるように、週ごとの数字の進捗を資料にまとめて共有するのも私の仕事です。

他の店舗の数字を見ることで、「まずいな、足引っ張らないようにしなきゃ」と危機感を感じることもできますし、もちろんエリアでトップの進捗だとさらにモチベーションUPにも繋がりますからね。

エリアマネージャーの仕事⑦ 会社の方針を現場に落とし込む

毎月というか、常に「今、会社全体で注力したいこと」って何かしらあるものです。エリアマネージャーは会社の方針を現場に落とし込む役目も果たさなければなりません。

具体的な例を挙げると

● 毎月の買取キャンペーンの打ち出し

● LINEの会員獲得を頑張ろう

● 世の中のトレンドのキャッチアップと、自社へそれをどうやって活かせるか

などですね。

「ちゃんとやってね」と言うだけではあまり現場に響かないので、なぜやるのか、やることによってどんな成果が見込めるのか、きちんと根拠を伝えるようにしています。

でなければ現場は「必要だから確実に徹底してやらなければ」という気持ちにはなりませんからね。

トレファクのエリアマネージャーはプレイヤー兼マネージャー

トレファクのエリアマネージャーはプレイヤー兼マネージャー

トレファクのエリアマネージャーは、他社のエリアマネージャーとは違うところがあると思っています。

自分自身新卒入社なのではっきりとしたことは言えませんが、世の中のエリアマネージャーという職に付く人は、だいたい一般的に「管理する」ことがメインになってくることが多いと思うんですよね。

でも、トレファクの場合「管理」だけでは不十分なんです。なぜかというと、取り扱う商品がすべて1点物なので、全店舗一律で同じ方針で進めるわけには行かないんですね。買取で仕入れることができる商品も地域差がありますので。

トレファクのエリアマネージャーはプレイヤーでもありマネージャーでもある。

プレイヤーの目線もしっかりもっておかないと、店舗にうまく指導ができませんからね。そして指導ができなければ店舗も伸びていかないわけです。現場目線のアドバイスがしっかりできることが、トレファクのエリアマネージャーにとってすごく大事な要素だと思っています。

私が思うエリアマネージャーの醍醐味とは

エリアマネージャーの醍醐味は何かと聞かれたら、私は1番にこう答えます。

「業務の幅が一気に広がること」

例えば、エリアマネージャーだと、他部署との連携が必要な場面があったり、社外の人と関わる機会があったりするわけですが、このような経験は店長のポジションではほぼできないことです。

自分の視野も広がりますし、なにより経験値アップに繋がります。この点こそがエリアマネージャーの醍醐味だと私は思っています。

店長からエリアマネージャーを経て、自分がこれからどうなっていくのか。

まず当面の目標は、「エリア全体で10億円を売り上げること」です。

今の担当エリアをどこまで伸ばすことができるんだろう、というか伸ばせるだけ伸ばすことが私の仕事でもありますからね。その後は、まだちょっと先の夢となりますが、「新しい業態を立ち上げたい」というビジョンはあります。ホビーの専門業態を新しく立ち上げることがあれば、ぜひやってみたいと思いますね。

ホビーの専門業態を新しく立ち上げることがあれば、ぜひやってみたいと思いますね

何にしても新しいものを生み出したい、そんな思いが強くあります。

トレファクに就職を検討している人へ向けて伝えたいこと

トレファクの最大の魅力は、「飽きないこと」だと思います。

なぜかというと、トレファクの仕事は本当に多岐にわたるからです。

普通、例えば接客販売の仕事だと、単純に販売やレジなどでの業務ばかりになりますよね。

でもトレファクなら他にも例えば買取の事業があったり、他にも総合事業のカテゴリがかなりたくさんあります。

一つのことだけを延々とやる仕事ではなく、全く異なるジャンルの業務も幅広く経験できる、それはトレファクの大きな魅力だと思います。

そして、もうひとつ忘れてはならないのが「人が良い」点。もちろん人間ですから喧嘩をすることも意見が割れて揉めることもあります。

でも、根底には「会社をよくしたい、みんなで一丸となって成果を生み出したい」と言う気持ちがあるんですよね。

共に成長し高め合える仲間との出会いがあなたを待っていますよ!

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。


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