こんにちは。

トレジャー・ファクトリーで、オンラインショップ「トレファクONLINE(https://ec.treasure-f.com/)」の運営担当をしている榎本裕介(えのもとゆうすけ)です。

日本刀とカエルが好きな私です

「トレファクONLINE」

名前をはじめて聞いた方も多いかもしれませんよね。

このオンラインショップでは、全国にある総合リユースショップ「トレジャーファクトリー(以下、トレファク)」の店舗で実際に販売されている魅力的な一点物の商品を、誰でもどこからでも購入することができます。

商品の出品は店舗ごとに担当スタッフの判断で行われています。

なので、運営に関わる人数はざっくり見積もっても200名以上!(実際はもっと多いと思います) かなり規模感のあるプロジェクトであることが伝わるかと思います。

「この商品は一点物として激レアだから、トレファクONLINEにアップしたら、すぐ売れるぞ」

そんなスタッフたちの想いが詰まった商品が、これでもかと目白押しです!

売り切れてたらごめんなさい!

トレファクONLINE

今回は、私がトレファクに入社したきっかけや、トレファクで学んだこと、そして今任されているトレファクONLINEの魅力についてお伝えさせてください。

トレジャー・ファクトリーという会社に興味を持っていただいている方や、仕事内容についてもっと知りたいと思う方にぜひ読んでいただきたいです。

入社は2012年「アルバイト」からのスタート

私がトレファクに入社したのは2012年です。

なので今の時点で社歴は10年ということになりますね。

パートナースタッフ(アルバイト)からのスタートで、そのときはまだ20歳なったばかりの時期でした。

トレファクに入社する前は何をしていたか?

進学して就職してコツコツ…というのは自分の性格的にちょっと違うな、と思ったのもあって、気になるもの、面白いものを見つけて、いろいろなことにチャレンジしていました。

長かったのはリフォーム関係の仕事。壁紙を剥がして貼り直すような仕事ですね。あとは、コンビニでの勤務歴もそこそこ長かったです。

ですが、結局リフォームにしてもコンビニにしても、「何か違うな、他に可能性があるはずだ」という違和感を感じることは多かったんです。

当時の自分を振り返ると、決まりきったことをするというよりも、新しいことにどんどん挑戦したいという気持ちが強かったんだと思います。

↓トレファクに行ったことがない方はこの動画がオススメ

トレファクに入社したきっかけは「面白そう」だったから

トレファクに入社したのは、何となく面白そうだなと感じたからです。

当時は自分のやりたいことが明確ではありませんでした。そんなとき、商品のジャンルも多く買取という他にない仕事もあったりして、いろんなことにチャレンジできそうなトレファクの店舗の仕事は、とても魅力的に見えたんです。

僕が利用者という立場で最初に行ってみたのが相模原店でした。コンビニを辞めて、次どうしようかなと考えていた時期です。

モノがたくさんあるのはもちろんですが、「よくあるその辺のリサイクルショップとは違う」と感じました。なんというか、自分が好きだというジャンルのモノがたくさん売ってたんですよね。それが印象に残っていたんですが、調べてみると店舗スタッフのアルバイトを募集しているということだったので、すぐに面接に臨みました。トレファクとの出会いは偶然でしたが、今考えると本当にラッキーでしたね。

実際にトレファクは「面白い」会社

トレファクの店舗で働いてみて思ったのは、とにかく面白いところだなということでした。面白いという言葉をさっきから連発していますが、ウソではありません、本当です笑

店舗時代は売り場にこだわってました。写真は大和店で毎日メンテナンスしていたミニカーコーナー

何が面白いかというと、同じものがないこと、毎日違う仕事をする、違うものに出会えることでした。

コンビニの仕事では、やはり常連のお客さんを相手にすることが多くなります。だんだん常連客の嗜好なんかも頭に入ってきて、「このお客さんは何番のタバコを買う人だ」というように記憶できます。

それはそれで面白かったのですが、毎回違う人と接することの方が私にとってはより魅力的に感じましたね。「新鮮味」があったので、飽きることがまずありません。パートナースタッフとして2年間勤務し、今はオンラインショップの担当をしていますが、お客様とのリアルな接点は少なくなったものの、入荷する商品は毎日目まぐるしく変わっていて、新鮮味という楽しさはオンラインショップでも日々感じていますね。

トレファクONLINEを任されるまでにやったこと

トレファクのオンラインショップとして「トレファクONLINE」がありますが、私が担当を任されるまでに何をやっていたのかをここでお話させてください!

オークションサイトでの販売

トレファクONLINEができる前までは、店舗の商品を店舗ごとに某大手オークションサイトなどに出品し、他社のプラットフォームで販売するという作業が行われていました。

【店舗時代のこだわりブログ記事①】「神奈川県民おなじみの神奈中バスが買取入荷?!実は1/80スケールです

要はトレファクONLINEができる前も、商品によって「これは店舗で売ろう、これはオークションサイトで売ろう」などの判断がお店ごとに臨機応変にやられていたということですね。

しばらく店舗で販売していたけれど売れなかったからネットに出してみよう、となるケースもあれば、買取する段階で初めから「これは希少だけどファンには需要があるから、後でオークションサイトで売ろう」と判断するケースもありました。

オークションサイトは自分たちが出品価格を自由に決めることができますが、その一方でオークション形式なので安い値段からどんどん上がる面白みがありましたね。

なんでもやみくもに出せば売れるというわけではなく、戦略立てて売っていく必要があります。僕自身はオークションサイトでの販売を通して、トレファクONLINEの出品の基本や戦略の立て方を考えられるようになったと思っています。

オークションサイトで売る秘訣 → ブログにその答えがあった

店舗がオークションサイトを利用してより多くの商品を売り捌くためには、色々と試行錯誤を繰り返したのですが、結果的にブログとの連動が効果的だなということがわかりました。

つまり、ただ商品を売るだけでなく、「情報発信」をするということが大事。

【店舗時代のこだわりブログ記事②】「BOSSコンパクトエフェクター!!トレファク大和店では楽器買取強化中です

例えば、買いたいと思う人の気持ちを考えてブログの文章を作り、魅力的な写真を見せることで、その商品が好きなお客様に「この店舗の人間は理解ってるなぁ!」と感じてもらえます。ここでの情報発信の効果は、「ここで買えば安心だ」「信頼できるお店だ」という信頼感の演出ですね。

また、情報発信のボリューム(つまりキーワードの数)を増やすと、検索に引っ掛かりやすくなる効果も生まれますし(「SEO」といいます)、魅力的な写真を増やすと、流れるように出品される商品の中で単純に目を止めてもらいやすくなりますよね。

つまりブログでのやり方が、結果的に大きな集客力になるということをこの時点で理解することができたんです。

ブログの記事を読んで、わざわざ大阪から東京のお店に商品を求めてやってきたお客樣もいらっしゃいました。

さらには、海外からの反応もありました。ちょっとレアものの楽器関連のアイテムだったのですが、その商品をブログ記事に書いたところ、海外の方から購入したいと申し出があり、代行業者を介して海外に発送したこともありました。

↓そのとき実際に売れた商品がこちら

【店舗時代のこだわりブログ記事③】「伝説の名機…RolandスペースエコーRE-201の買取入荷です

インターネットを使えば、世界を介した商品売買ができるということを実際に身を持って経験した瞬間だったのでとても記憶に残っています。

「今の時代にSNSじゃなくて、ブログなの?」

と思われる方も多いかもしれません。もちろん影響力で見るとSNSやYouTuberの動画などは非常にパワフルですが、ブログのパワーは令和になった今もまだまだ健在です。

新商品や話題のアイテムなど注目度の高い商品に関しては、SNSやYouTuberの動画などの拡散力に分が上がります。

しかし!

流通の少ない希少品や限定品、非売品、今ではもう手に入れることができない廃盤品など、リユースならではの魅力ある一点物に関しては、欲しいと思っている方は熱心に探しています。だからこそ、ブログでしっかりと語るべきだと思うのです(むしろ狙うべき!)。

※参考:YouTuberがトレファクを紹介すると①

※参考:YouTuberがトレファクを紹介すると②

やはりSNSなどに比べて、インターネットの検索でブログにたどり着くお客様たちは、「調べまくって、いいものを見つけて買うぞ!」と前のめりになっている方が多いのかなと思います。このあたりはぜひ店舗でブログの記事を力を入れてアップして、体感してもらいたいところです。

ちなみに、ブログの具体的な書き方のポイントについては、ザ・企業秘密ということで(笑)

成果が認められ「トレファクONLINE」の担当者に任命

当時のトレファクでは、店舗ごとにオークションサイトなどに出品し、ネット経由での販売に力を入れはじめた頃でしたが、中でも私の所属していたお店の売上は特に良かったです。平均して他店の2倍から3倍の売上を達成していました。自分なりに写真の撮り方や出品ページの文章の構成などを工夫した成果だと思っています。

そんなこんなで、ある日「新しくスタートする自社のオンラインショップを担当してみないか」と声をかけてもらいました。

でも、そのオファーを受けるべきなのか、真剣に悩みました。

なぜなら、リアル店舗のスタッフは、いろんなものに囲まれて、たくさんの人と関われる素晴らしい魅力がありますし、店舗販売ならではの面白さに後ろ髪引かれる思いがあったのです。副店長までしか経験していなかったこともあり、これから店長を目指して頑張っていくイメージもあったので、若干寂しいような気持ちにもなりました。

ですが、それよりも大きかったのが「会社の大きなプロジェクトの第一人者になれる」ことの魅力です。

ゼロから立ち上げた新しい取り組みであるオンラインショップには、無限大の可能性も潜んでいますし、それを自分がリーダーとして率いていくことができるのは素晴らしい機会です。

もともと自分で何でも決めてしまう性分なのもあり、誰にも相談せずにトレファクオンラインの担当者として頑張っていく道を選びました。それはトレファクにパートナースタッフとして入社してから、ちょうど5年にさしかかるところでした。

トレファクオンラインが発足したきっかけ

そもそもオークションサイトなどであれこれ売ることができるのに、なぜ「トレファクONLINE」という独自のオンラインショップができたと思いますか?

【店舗時代のこだわりブログ記事④】「ザ☆昭和テレビジョン 懐かしの茶の間が買取入荷いたしました

1つは手数料が発生しないため、その分費用を抑えた価格でお客様に還元することができます。もう1つは、これは私なりの答えですが、「他社のプラットフォームでは実現が難しい、自社サイトでしかできないことがたくさんあるから」です。

某有名オークションサイトは利用者数も多いですが、他社のプラットフォームなのでデザインなどの自由度が低いです。掲載した商品も売れてしまえば基本的にはいつかその情報は削除されてしまいます。特定ジャンルの商品に関する特集などを組むこともできません。結局はそのプラットフォームのルールに従って出品するしかありません。

自社でオンラインショップを立ち上げると、さまざまな問題を解決できます。これまで培われてきたブログも引き続き活かすことができますし、良いことずくめというわけです!

世界に数本しかない万年筆を例に

過去の商品情報が残るメリットについて、もしかするとわかりにくいかもしれませんので、ここでひとつ具体的な例を出して説明しましょう。

トレファクのある店舗に、世界に数本しかないレアな万年筆が入荷したとします。

【店舗時代のこだわりブログ記事⑤】「AUTOart「2003 ZENT TOM’S SUPRA」1/18スケールモデルカー買取入荷です

これを売ろうとしたときに課題として考えられるのが、「万年筆は万人受けするものではない」ということでです。趣味嗜好が絡む商品なので、リーチできるお客様の数が少ない店舗だけで売ろうとするよりも、ネットで販売した方が欲しいと思っている人に、効率的に売れそうですよね。

もし他社のプラットフォームを利用して販売する場合、以前の情報が削除されてしまうので、今回入荷した商品単独での勝負となります。

しかし、もし過去に販売した商品の情報が残っているとどうなると思いますか?

もし過去に販売された万年筆の情報がたくさん残っていれば、それだけで検索に引っかかる可能性が高まりますし、「このお店は万年筆をたくさん販売していて、信頼できそうだ。この店の販売する商品は間違いない」という情報にもなります。

過去の商品情報が残るメリットについて、なんとなくわかっていただけましたでしょうか。

トレファクONLINE担当者として何をやったか

私がトレファクオンライン担当者に任命されてから何をやっていたのかについて説明しておきましょう。

【店舗時代のこだわりブログ記事⑥】「小惑星探査機「はやぶさ」・・・大人の超合金初回生産分を買取入荷いたしました

ルール作り

まず初めに取り組んだのはルールの設定です。初めてのプロジェクトだったので、ルールがない。仕組みを作っていくために必要なルール作りは必要不可欠だと考えました。

  • 何を出品するのか
  • 初期のプロジェクト方針
  • 中期的な目標
  • 最終的な目標
  • 配送の手段

などなど、考えることは山ほどありました。これらをコツコツひとつずつ整理していったのが初めの仕事です。

これは特に誰から指示されたというわけではなく、自主的に始めました。何せ全て基本的には任されていたので、私がやる以外ありませんしね! 笑

オンラインショップを立ち上げるのですから、とにかく売れなければ意味がありません。どうすればより売上を上げることができるのか、その方法についても考えていきました。

とは言っても、もともと枠はできていたので細かなところです。枠というのは、サイト上の見え方ですね。商品画像やロゴの位置、説明文の配置などはある程度想定していました。さらに細かな点としては、

  • 商品の見せ方
  • 商品情報のテンプレート
  • 商品の保証についてどうするか

などについて考える必要がありましたね。

【店舗時代のこだわりブログ記事⑦】「日産スカイラインAUTOart&京商1/18ミニカー買取入荷

まずは「ひとりオンラインショップ状態」からのスタート

実際に商品を出品するのは店舗のスタッフなので、トレファクの店舗をまわり、出品の仕方についてレクチャーするのが私の初期の主な仕事となる予定でしたが、「まずは自分でやってみる」ことから始めました。レクチャーするにしても、自分で一通りやってみないとわからないですからね。

しかし、今思えばこれが私の地獄の期間だったとも言えます …

まずは得意なモノから売ろうということで、私が好きな「ギター」のオンライン販売を通して、トレファクONLINEの仕組みを修得しようと考えました。

すると、各地の店舗から200本を超えるギターが届きました 笑

驚きで写メってしまった当時の写真(ごくごく一部)

これを私ひとりで対応するところから、トレファクONLINEの歴史がはじまったといってもいいでしょう!

ギターというのはメンテナンスが必要なものなので、せっかく売るのなら良い状態で販売しなければという気持ちから全てのギターのメンテナンスをスタート。

これが相当な作業量でした。1日で10本終わらせる日もあれば、5本しかできない日もありました。何せ他の業務をやりながらの作業だったので時間が限られていました。本当に榎本くんはこのとき頑張っていましたね 笑

配属から5ヶ月でトレファクONLINEプレオープン

そんなこんなで、ギターを中心に100点の商品をアップすることができました。トレファクONLINE担当になってから約5ヶ月の準備期間を経て、ついにサイトがプレオープンとなりました。またこの時期は、商品が売れてからの処理などもすべて私が対応していました。

徐々に店舗からも出品をスタート

プレオープンしてからは、段階的に店舗からの出品をスタートさせていきました。

今でも覚えていますが、初めに売れたのはスノーピークの急須。スノーピークで購入するとポイントがもらえるのですが、そのポイントで交換できる急須です。なので一般的には売られていない非売品のモノですね。

(イメージ)

まさにトレファクがオンラインショップを作ったコンセプトのひとつでもある、「希少性の高いものを売る」ということができた瞬間でした。

それからも徐々に商品を出品する店舗を増やしつつ、トレファクONLINEを軌道に乗せるべく動いていました。プレオープンの1ヶ月後にはサポート役としてひとり仲間が加わり、私もいろいろと動きやすくなりました。

その後、約半年をかけてトレファク全店舗をまわり、オンラインショップの利用の仕方をレクチャーしていきました。相当あちらこちらに出張しましたよ。

東京都近郊だけでもこんなにたくさん(総合リユース業態の店舗は青色ピン)

怒涛の店舗まわりの甲斐あって、店舗がトレファクONLINEを使いこなせるようになりました。店舗によってばらつきがあるとはいえ、大きな売上を生み出せるようになった店舗も確かにありましたね。

現在、トレファクでは全店舗、約70店舗がトレファクオンラインでの出品をしています(2022年6月現在)。1ヶ月あたり約3,000点の商品の出品があります。そしてまだその数は成長途中。ぐんぐん増えています。基本的に一点ものの商品が月間3,000点もアップされているというのは、トレファクONLINEの大きな成長を物語っていると言えるのではないでしょうか!

トレファクONLINEがあることで得られるメリット

DIYで作った我が家のダーツコーナー

トレファクの実店舗だけでなく、トレファクオンラインができたことで良かったことはいくつもあります。私なりに思う、トレファクオンラインのメリットについて挙げておきましょう。

メリット1:トレファクの認知向上

ONLINEショップを見てトレファクの存在を知ってもらい、その後にトレファクの実店舗に来店するというケースがあります。

正確に数字で表すのは難しいのですが、店舗の日報を見ていると、1日2、3件は「トレファクONLINEを見て来店しました」というお客様がいます。体感ですが。トレファクオンラインは、店舗の認知度向上に確実につながっていると言えます。トレファクの店舗がないエリアのお客様の利用もありますので、そういうエリアへのトレファクブランド浸透に貢献しているといえます。

メリット2:コスト削減とスムーズな対応が可能

他社のプラットフォームを使用して出品すると、手数料が10%程度かかります。その上送料もプラットフォームのルールに引っ張られることがあります。梱包の仕方などさまざな工夫で送料は抑えることが可能です。

また、他社のプラットフォームの場合、何か商品に関するトラブル、例えば返品などが起こったケースに、スムーズで迅速な対応ができません。トレファクONLINEであれば、間にプラットフォームの会社も入らないので、自社だけでスムーズな対応ができますし、対応のスピードは確実に早くなります。

メリット3:多くの人にリーチできる

オンラインショップは、リアル店舗の販売と比較にならないほど多くの人に見てもらうことができます。

ブログでもネットからのリーチは取れますが、オンラインショップにくる人たちの多くは「購入目的」で来てくれている点が大きな違いです。これにより、店舗のあるエリアだけでなく全国どのエリアの人々にも、トレファクの商品を見てもらえる、買ってもらえる状況ができあがりました。

今の仕事のココが楽しい

楽しいというと語弊がありますが、トレファクONLINEの担当者になって良かったことがあります。それは、「やったことに対する成果が必ずでる」ということ。

例えば、つい最近の例を挙げるとこんなことがありました。

仮面ライダーの特集をやってみようという話になり、仮面ライダー関連のアイテムを全国のトレファク店舗に出品してもらっていました。出品状況の進捗をチェックしようと見てみたら、なんと仮面ライダーのライダー名が間違っていたんです。

さらには、登場する作品名が記載されていないなど、結局仮面ライダーの何のアイテムなのかがわからないものが多数ありました。

なので、私はライダー名を訂正したり、記載のないものはライダー名を入れ、作品名を入れたり、つまり詳細を全部入力していたんです。全部で227点変更しました。

そうすると、3日も経たないうちに30万円くらい売上が上がりました。もともと想定していた売上着地の見込みがそれほど規模の大きな企画ではありませんでしたが、過去に仮面ライダー関連でこんなに反響があったことはなかったです。

まさに、自分が良かれと思って情報を入力したことで、これだけの売上が上がった、という明確な成果をみることができて嬉しかったですね。

これからのトレファクONLINE

コロナの影響があり、実はトレファクONLINEの利用者は爆発的に伸びました。この流れはまだしばらく続くと思います。

ここからさらにトレファクオンラインを成長させるには、

  • オンラインショップでの売上UP
  • オンラインショップきっかけの実店舗への来店数を増やす
  • オンラインショップでのリピート率UP

などの施策が必要になってきます。特に、リピート率を上げるためにやらなければならないのが、お客様を大切にすること。丁寧な対応をされると気持ちが良いものです。

ネットだとどうしても「出品し、購入され、発送して終わり」の流れになりがちです。これだとちょっと勿体無いですよね。作業効率を上げることはもちろん大事ですが、顧客へのアクションが必要最低限のものになってしまう点が注意点となります。

今後はこのあたりをもっと深掘りし、「リピート顧客になってもらうための施策」に注力していきたいです。もっと顧客体験の提供にフォーカスし、単純な売買取引で終わらないようにしたいと考えています。

購入いただいた商品の履歴から、新たに出品された商品を「おすすめ」としてお知らせしたり、保有ポイントの期限切れのお知らせをアプリやメールで発信したり。方法はいくつもあります。

このあたりはAIをうまく使いながら進めたいですね。自分たちですべて行うとなると、相当な手間と時間がかかるので効率的ではないです。このお客様にはこの商品がおすすめ、などの判断はAIにでもできます。実際AIができる範囲はかなり広いので、このあたりは積極的に取り入れていきたいです。

このような細やかな顧客サービスができるようになれば、お客様満足度を向上させられると思っています。トレファクONLINEの可能性はまさに無限大です。

トレファクへの入社を検討されている方へ

トレファクは、何よりも「挑戦したい人」に向いている会社です。トレファクでは、本当にたくさんのことにチャレンジができる、それってすごく魅力的なことだと思います。パートナースタッフという立場で入社しましたが、私自身、このような魅力的な未来が拓けているとは考えもしませんでした。

例え挑戦してその結果うまくいかなかったとしても、ものすごく責められるということはなく、むしろ次に成功するためにどうすればよいか、一緒に考えてくれる、フォローしてくれる風土があります。

私自身も店舗勤務時代に「売り場でこんなことがやりたい」など積極的に意見を出していましたが、「じゃあやってみよう」となり、自分なりに考えたことを実際に実行できる場をもらえていました。

もちろんうまくいかないときもあります。ですが、失敗したところで、きちんと前向きにフォローしてもらえる体制があったので、失敗を恐れることがなくなりました。

今、目の前にやらないといけないことはたくさんありますが… 私にとって、それを全部やることがゴールではありません。

まだまだできることのある会社の伸びしろを、ドンドン伸ばしたいと思ってます!

だって私の好きな日本刀やカエルの取り扱いはまだ始まってません!!!!!

(ちなみに、甲冑はトレファクの店舗でときどき売られています 笑)

それに限らず未開拓のジャンル・カテゴリーを自らの発信でドンドン広げていきたいです。湧き出る無限のアイディアで、今までできなかった取り組みを出来るようにしたり、一つのジャンルの特化した専門店の新設などにも積極的に携わっていきたいと考えてます。

日本にはまだまだ、誰かにとっての宝物が眠っています。私たちはそんな宝物の橋渡しを担う義務があります。そしてトレファクONLINEの世界進出! 世界にその名を轟かせたいと思っております。

トレファクは挑戦したい、いろんな経験を積みたいという方にはとても合っていると思います。

一緒に宝物を循環させていく仕事をしてみませんか!

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。


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