こんにちは、トレジャー・ファクトリーの広報・秘書グループでグループ長を務めております、内山萌花(うちやまもえか)です。

2018年に店舗スタッフとして新卒入社し、副店長や店長を務めたのち、2024年1月に現在所属している広報・秘書グループに異動しました。その後、前任のグループ長の異動に伴い、6月からグループ長を務めています。店舗スタッフとして働いてきた経験を活かし、がんばっているところです。

古着業態「トレファクスタイル」の店長を経て、トレジャー・ファクトリー(トレファク)の広報になりました!

今回は、店舗スタッフから広報となった私の目線で、トレファクの魅力を前後編でたっぷりお伝えしたいと思います。

前編となる今回は、性別関係なく働けるトレファクの魅力について。いち女性社員として、店舗スタッフから副店長、店長、そして広報へとキャリアアップをしてきた私の実体験を通してお伝えします!

サッカー一筋からアルバイト一筋の学生生活を経て、トレファクに新卒入社

まずは、私のバックボーンからご紹介させてください。私は小6からずっとサッカー一筋で、高校はサッカーの名門、前橋育英高校にスポーツ推薦で入学し、女子サッカー部で練習に打ち込む青春を送ってきました。

現役時代のポジションはサイドバック。高校の先輩には松田直樹さんや細貝萌さんがいます

プロ選手を目指してがんばってきたのですが、大学進学を前に自分の進路を考える岐路に立ったことで、道が変わります。サッカー一筋でやってきたため、サッカーで大学進学をするのが想定される進路のなかで有力候補だったのですが、女子サッカーを大学で続けようとすると、当時の私が選べる進路では、学部学科の選択肢が非常に狭くなってしまう状況でした。

大学進学をせず、社会人のクラブチームに入り就職する進路も考えたのですが、海外留学や上京をしている姉に強く憧れていたことから、「私ももっと広い世界を見たい」という思いがそのとき芽生えたんですよね。そこで、サッカー一筋の道からは引退することを決意し、東京のマンモス大学に進学する道を選びました。

大学時代の私が力を入れたのはアルバイトでした。某有名アパレルショップで4年間アルバイトを続けたんです。

当時は接客コンテストにも挑戦してスキルを磨きました

負けず嫌いな性格をしているので、同年代の学生アルバイトのなかでトップに立ちたいという気持ちが強く、ヘルプ要請がかかれば「出勤します!」と率先してシフトを増やしていました。勉学に励んだ4年間というよりは、アルバイトと遊びが半々という感じの学生生活でしたね。

大手企業の内定ではなく、トレファクという大きな可能性を選んだ私

アルバイト先のアパレルショップには、正社員登用制度がありました。私もその制度にのっかり、卒業後は正社員になる予定だったんです。内定もいただき、ほぼそのまま就職する気でした。

そんな私が、なぜその内定を断ってトレファクに入ることになったのか。きっかけは、後輩たちのために自分の就活について話す機会をゼミの先生からもらったことでした。

かなり早期に内定をいただいていたため、あらためて後輩に話してみたり、周りの友人たちがまだ就活を続けていたりするのを見ているうちに、「私の就活、これで終わってしまっていいのかな?」という思いが芽生えてきたんです。

そもそも、私が東京の大学を選んだのは、広い世界を見てみたいと思ったから。なら、そのままアルバイト先に就職するのではなく、アパレルショップ以外の世界にも目を向けてみたほうがいいのでは? そう思い、就活を始めました。

接客業以外にも間口を広げ、いろいろな業界企業に目を向けてみたなかで出会ったのがトレファクでした。

接客販売のアルバイトをしているなかで、製造や仕入れなど、経営そのものへの興味が強まっていたんです。お客様から商品を買い取り、値付けをし、店頭でお客様に販売するというトレファクの仕事は、経営に近い経験ができるのではないかと思いました。リユースという業界が、当時から成長を右肩上がりで続けていましたし、トレファクという会社自体も新しいことに積極的に挑戦していて、そんなところも魅力に感じました。

「誰よりも早く店長になりたい」 努力が実り、着々とキャリアアップ

入社時に思っていたのは、「絶対に誰よりも早く店長になりたい」でした。誰よりも早く店長になり、活躍したいと強く思っていました。この思いは今も変わらないですね。

トレファクスタイルの店舗はこんな雰囲気(吉祥寺店を例に)

その思いやがんばりを認めていただくことができ、入社から約半年で、多摩センター店から立川店への異動が決まりました。立川店はスタイル事業で1番売上を出している店舗なんです。ある日の夕方、当時のエリアマネージャーに「今から立川店に行くよ」と言われてヘルプに連れていかれ、「何でもいいから業務をやってみて」と言われて、品出しやタグ付けなど、今の自分にできることをとにかくやりました。その1カ月後ぐらいに正式な異動が決まるという、とんとん拍子の異動でした。

立川店時代に自分で手掛けたディスプレイ

いつかは立川店で働きたいという思いはあったものの、ヘルプとして働いてみたことで、あまりにもの忙しさに「厳しいかもしれないな」と感じていたのも正直なところでした。こんなに忙しい店舗があるのかと。でも、楽しかったのも事実で。そのため、異動の辞令をいただいたときは、嬉しさが不安を上回りました。同期からも「立川に異動なんてすごいね」と言ってもらえて、ただただ嬉しかったことを覚えています。

三鷹店時代に自分で手掛けたディスプレイ

立川店に異動してから1年後、入社からは約2年後に副店長になりました。当時としてはスピーディーな昇進だったようです。その後、三鷹店と三鷹南口店の副店長を務め、三鷹南口店で念願の店長になることができました。店長になったのは入社3年後のことです。

アパレルショップでのアルバイト時代、新人スタッフの育成に携わったことがあったのですが、社員としてマネジメント職に就くのは、やはり違った難しさがありましたね。特に副店長は店長とスタッフとの間に立つポジションということもあり、苦労しました。

ディスプレイの経験で自宅のインテリアも楽しんでいます。トレファクの総合店はフィギュアの掘り出し物が多くおすすめです!

店長として2年ほど働いたのち、現在所属している広報・秘書グループへの異動のお声がけをいただきました。本社で働くことを目指してきたわけではなかったため驚きましたが、今後のキャリアを考えていたこともあり、承諾。「とにかくチャレンジしたい」という思いで、今も歩んでいるところです。

性別関係なくチャンスがある環境だからこそ、女性の視点を活かして働ける

私が入社した年の同期は50、60名ほど。そのうち、女性は10名もいないぐらいの割合でした。正直、今も女性比率のほうが少なく、そのことをもったいないと思っています。

仕事に対する価値観や向き合い方は、人それぞれ違います。トレファクの社員も同じです。私は先ほどもお話したように、目標に向かって闘志を燃やしていたタイプですが、他の社員もそれぞれのスタイルで働いています。バリバリ働くタイプでなければ活躍できないなんてことはないとお伝えしたいですね。

プライベートでは愛犬パセリとのほっこりタイムで癒やされています

そもそも「男だから」「女だから」と性別で見られるようなことがないのがトレファクの良さだと思っています。ただ私も、入社前には「男性しか店長になれないのでは」と考えていました。店舗スタッフは女性が多いのに、役職者は男性ばかりの男性社会なんじゃないかなと。でも、実際に入ってみると、そんなことはまったくありませんでした。

トレファクは、スキルや実績だけでなく、がんばりとやる気をとても評価する会社ではないかと思います。努力すれば成長していけるし、男女問わず平等に成長機会を与えてもらえます。その成長ぶりの評価も、性別関係なくしてもらえる。私がやっていた努力のひとつは、入社当初からわからないブランドや洋服の名称をすべてメモに取り、休憩時間にひたすら調べるというサイクルを繰り返すというもの。自分なりに工夫や努力ができれば、アパレルブランドの知識がそこまでないという方でも、キャリアアップのチャンスがあると思っています。

多様な視点を仕事に活かすことができる環境

私の場合は、店長になれたら「お客様の気持ちや気付きを店舗営業に活かしていきたい」と思っていました。ディスプレイもそうですし、お客様のなかにはベビーカーを押されている方や妊婦さんなど、通路が狭いと通りづらいと感じる事情がある方もいます。

他にも「鏡の前に荷物を置ける場所がほしいな」とか、「レジに荷物置き場があったら、便利だろうな」など、自分が感じた「ちょっとしたこと」を店舗に反映したかったんです。実際、店長になった際には、実行できるものはすべて実行しました。小型店舗だったため、すべてできたわけではなかったのですが、スタッフとの意見交換も積極的に行っていた方だと思います。

正直、お客様から「ここが良かった」と直接言っていただく機会が多かったわけではありません。でも、万全の状態でお客様をお迎えすることが店舗スタッフの役割だと思っています。万全な状態を整えられていないのであれば、「100%やり切った結果です」とは言えないなと。ですから、とにかく店の状態を万全にすることに注力してきました。店長になってから、予算を一度も落とさずに店舗運営を続けられたという結果には、こうした「店づくりへの意識」「ちょっとした工夫」も貢献してくれていたのではないかと思っています。

トレファクスタイルのスタッフは、アパレルが好きで入ってきた人が多い印象がありますが、なかには接客スキルを極めたいという方もいます。私はアルバイト先の服を着ることが多かったこともあり、入社時に知識をたくさん持っていたわけではありません。そんなところからでも、自分の努力があれば成長できますし、最近は早期にバイヤー経験を積めるなど、若手にもチャレンジ機会を与えていく方針になっています。「新人だから」といってチャンスを減らされることのない会社なので、興味を持っていただけた方は、ぜひ飛び込んできてほしいですね。

最初にお伝えしたように、私は店舗から広報へとキャリアチェンジをし、新たな挑戦をしているところです。このように、店舗でキャリアを積んだあと、さらなるキャリアアップのチャンスもあります。自分のキャリアを大事にしたい方の参考にしていただけたら嬉しいです。

※話の続きは後編で・・・

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。


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