こんにちは、僕は「るびこ」と申します。

僕はブログでガジェットや会社員としてのライフスタイルについて紹介しています。5年前にブログを始めてから、自宅ではPCに向かって記事を執筆する日々。

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理系男子のぐぅの音



突然ですが僕は自動化が大好き。ビジネス業界では数年前からRPA (Robotic Process Automation;業務の自動化)が流行していますが、プライベートでも同じだと思っています。

スマートホーム化アイテムをコツコツ買い集めて快適な環境を構築できたと自負しています。僕の家が新しいからできたのか、と聞かれると、そんなことは全くありません。むしろ築15年くらいの賃貸物件に住んでいます。

この記事は二部構成になっています。初めに実際にスマートホームで僕がどんな一日を送っているのかを紹介します。次にその環境を構築するためにどんなアイテムが必要なのかをご説明します。僕は色々試行錯誤をしてきたのですが、この記事を最後まで読んでいただいたあなたには回り道しなくて済むよう、最短ルートをお話しするつもりです。

スマートホームってどんな家?

まず初めにスマートホームについてご説明します。



スマートホームとは、IT用語を使えば家電のIoT化です。つまり家の家電がインターネットにつながっている状態のこと。

家電がインターネットと接続していることで、

  • ネット経由で家電を操作できたり
  • 決まった時刻に決まった動作をさせたり

こんなことができるようになるんです。

「なんとなくは分かったけれど、スマートホーム化すると生活はどう変わるの?」という疑問にお答えするために、私がどんな一日を送っているかを紹介しますね。

スマートホームな僕の一日

カーテンが自動で開いて朝日で起床

僕の一日は柔らかい朝日とともに始まります。

SwitchBotカーテン動画

すでに1時間前からエアコンは起動していて快適な室温になっているので気持ちよく起きることができます。

スマートスピーカーのアレクサ(Alexa)に「おはよう」とあいさつすると今日の天気、朝のニュースを教えてくれて、最後にテレビをつけてお気に入りのチャンネルに合わせてくれます。キッチンの電気も点けてくれているので、誘われるようにお気に入りのコーヒー豆・グアテマラを淹れる準備をします。



朝ごはんの準備ができました。アレクサに「キッチンの電気を消して」と頼めばコーヒーとトーストで両手が塞がっていても大丈夫です。

そして出かける時ももちろんアレクサに「いってきます」とあいさつ。エアコン、テレビ、電気を消してくれます。

外出中も家電が操作できちゃいます

外出中も家電が操作できちゃいます

その日の用事を済ませて帰宅しようと駅へ向かうとき、今日は初夏の陽気でまだまだ暑いことに気づきます。

スマホで確認すると、リビングも暑いようです。家に着く頃にちょうどいいように、エアコンで冷房をつけておきました。

そのとき、ちょうど日没に合わせて「カーテンを閉めておいたよ」と通知が来ました。部屋の電気をつけておけば防犯にもなりますね。

スマートホームはリラックスタイムにも

帰宅後は存分にリラックスします。

アレクサに頼めば、テレビをつけてPrime Videoで見ていたアニメ「進撃の巨人」を続きから再生してくれます。それをソファの上でのんびり眺めるのは一日の中で最も好きな時間です。

一通りアニメを消化した後、だらだら映画を見るときはテレビの音量は小さくてもOK。でも音量をちょうどいい塩梅に調整するために、何度もアレクサに「音量上げて」とか「音量下げて」と頼むのもスマートとは言えません。かといって、テレビのリモコンは収納の奥底にしまってしまいました。そんなときはApple Watchに設定したテレビの音量ボタンをポチポチ、というのがいい感じです。

夜がふけるにつれてリビングの照明も徐々に暗くなるよう設定しているので、こちらもだんだん眠くなってきます・・・

寝ている間はスマートホームにお任せ

寝ている間はスマートホームにお任せ

眠くなったらアレクサに「もう寝るね」と一言。照明を常夜灯に切り替えてくれるので薄暗い部屋で歯磨きなど、就寝前の儀式を済ませます。

布団に入ったら今度はアレクサに「おやすみ」とあいさつ。すると全ての照明が消えて真っ暗になります。

寝ている間も温度、湿度を快適な範囲に保てるよう、冷暖房と加湿器を自動でON/OFFしてくれます。我が家には1歳の娘がいます。布団をはいでしまうので、設定温度を少しだけ高めにしたら夜泣きが減りました。妻も喜んでくれたのでスマートホーム化して本当に良かったと思います。

Wi-Fi対応の温湿度計は温度、湿度のログを残してくれるので、夜泣きが多い日の環境を次の朝に見返すことができます。

そして次の日の朝もカーテンが空いて朝日で目覚めます。

スマートホームでの生活は、こんな感じです

ちょっと自分で書いてて気恥ずかしさもありますが、家電操作に関しては全て実話です。それが快適かは個人差がありますが、機器の準備と設定さえ済ませてしまえば誰でも、古い家電でも実現できます。テクノロジーはここまで来ているのです。

ちなみに実際はカップラーメンの3分をアレクサに測ってもらったりだとか、もっと生活感ある使い方もしています。



他にも在宅勤務中でも役立つ場面が。部屋が暗くなれば一声で電気をつけられるし、娘が泣いたらスマホをポチポチっとするだけれ録画しておいたアンパンマンを再生することもできます。リビングに行って、リモコンを探して・・・という手間が省けてデスクに座ったままできるのがとっても便利。作業も中断する必要がありません。
ここからは話題を変えて、実際にどんなアイテムを準備すれば良いのかを説明していきますね。

スマートホーム化に必要なアイテム

私が上記のような生活を実現するために使用しているアイテムは以下です。

  • スマートリモコン(SwitchBotハブ) 約4,000円
  • スマートスピーカー(Amazon Echoシリーズ) 約5,000円〜

スマートリモコンとスマートスピーカーはスマートホーム化したい部屋ごとに設置が必要です。

Google homeを使っても同様のことはできます。一方でAppleのHomeKitでは対応製品が限られるので注意してください。

※Wi-Fi環境は必須です。接続機器も多くなるのでモバイルルーターだと不便かもしれません。

スマートリモコン(SwitchBotハブ)

スマートリモコン(SwitchBotハブ)

これはスマートホームの中核となる「スマートリモコン」というアイテム。スマートリモコンはいくつかのメーカーから出ていて、僕は3つほど試した結果SwitchBotハブをお勧めしています。

スマートリモコンとは簡単にいうと、リモコンの赤外線覚えて、同じものを代わりに出す装置です。だからスマートホームに対応していない家電でもリモコンで操作できる家電であればどんなに古くてもOKなのです。

スマートリモコンはもちろんスマホアプリで連携しているので、スマホから家電を操作したり、一連の操作を覚えさせてボタンひとつで起動したり、スケジュールを設定して自動化したりできます。

SwitchBotハブをさらに活用するには

  • SwitchBot温湿度計 約2,000円
  • SwitchBotカーテン 約9,000円
  • SwitchBotプラグ 約2,000円

のような周辺機器もあるとGood。

SwitchBot温湿度計があれば湿度が低い時に加湿器をつけて、湿度が高くなると加湿器を消す、のようなことが可能になります。

SwitchBotカーテンは文字通りカーテンの自動開閉できるようになります。

SwitchBotプラグは赤外線リモコンではない家電もスマートホーム化できるます。前述の加湿器はリモコン操作できないので、SwitchBotプラグでON/OFFを切り替えています。

スマートスピーカー(Amazon Echoシリーズ)

スマートスピーカー(Amazon Echoシリーズ)

上記を声で操作したいなら、スマートスピーカーが必要です。

スマホアプリでもできますが、アプリを開いてわざわざ声で、というのはむしろ面倒なのでスマートスピーカーを準備しましょう。

我が家はAmazon Echoシリーズを用いて「アレクサ(Alexa)」を導入しておりますので、アレクサの場合で説明します(アレクサは、amazonが開発したクラウドベースのAI音声認識サービスのことです)。

アレクサの設定はスマホアプリから行います。アプリを活用すれば、スマートリモコンとスマートスピーカー、そしてアレクサを連携させることができます。

連携は意外と簡単。アレクサアプリのスキル設定で「SwitchBotスキル」を検索し、有効にします。その後はデバイスの追加をすればアレクサアプリ上でも家電を認識できます。

そこまで行けば「アレクサ、(デバイス名)つけて」でテレビやエアコンをつけられるようになります。

まとめて家電を操作したい時は「定型アクション」という機能を使います。「アレクサ、いってきます」といったキーワードでテレビ、エアコン、電気を消す、というような設定ができます。



まとめ

僕の生活とそれを実現するためのアイテムを紹介させていただきました。「こんな生活、快適そうだな」とか「自分にもできそうだな」と思っていただけたらうれしいです。



もう僕の場合は快適さを追い求めるというより、楽しさが勝ってやっている側面があります。だからここで紹介したもの全てを揃える必要なんて全くありません。

「これができたらいいな」を一つでも実現できたなら、それはもう立派なスマートホームです。一緒に近未来を導入しませんか?

以上、スマートホームな僕の一日の紹介でした。

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。


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