社会人なりたての確か夏。新宿を歩いていて、何気なく見つけた“ザ・昭和”な雰囲気のカフェ。
そこで飲んだコーヒーがとにかく美味しかった。
1杯1000円という、まあまあ高めの値段とともに、鮮明に記憶しています。
その店では、マスターがカウンターにてドリップの動作を手際よくこなし、職人然とした所作の美しさも魅力的でした。
「コーヒーを入れる際は、ドリップの蒸らしが大事です」
うる覚えではありますが、店主が言っていた気がします。そのときから、色々コーヒーを飲んでいますが、私、断然ドリップ派です。そして瞳を閉じて蒸らす。
コーヒー、家でも仕事でもアウトドアでも美味しく入れるコツは「蒸らし」
ドリップコーヒーのロングセラーブランド「モンカフェ(MON CAFÉ)」を取り扱う片岡物産株式会社が、2月18日、コーヒーをドリップで入れる際の重要な工程、「蒸らし」に注目した調査結果を発表いたしました。内容は以下の通りです。
●コーヒーのドリップの工程「蒸らし」に関するアンケート調査結果
※調査概要(片岡物産株式会社調べ)
・調査対象:「1杯50円 究極のセルフ カフェ」への来場者 1543人(有効回答者数 1539人)
・実施期間:2019年11月20日~12月17日
・調査方法:質問票によるアンケート調査と目視チェック(店頭調査)
※調査結果の出典元はこちら
全体の約4割足らずが、コーヒーをドリップで入れる際、「蒸らし」の工程をきちんとしていないことがわかりました。これは珈琲党としては悲しい結果。アンケート調査を実施した片岡物産によれば、
おいしいコーヒーの入れ方として最も重要なのは「蒸らし」の工程だと一般的に言われています。
片岡物産株式会社 アンケート調査結果
最初にコーヒーの粉全体に少量のお湯を軽くかけてコーヒーの中のガスを放出・膨らませ、湯の通り道をつくることでおいしい成分を抽出できるようになります。
とのこと。ちなみに、片岡物産のモンカフェをドリップで入れる際、「蒸らし」の推奨時間は約10秒らしいですよ。
珈琲時間は至福のひととき。
お仕事でお忙しいときはいたしかたありませんが、ときにはドリップと「蒸らし」のひと手間も、楽しんでみてはいかがでしょうか。
「ドリップコーヒー」に関するSNSの声
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
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