無印のぬか漬け? 仕事が忙しくても簡単にヘルシー! 作るのもワクワク楽しい!

無印良品からぬか床が発売されているのはご存知ですか?

商品名は「発酵ぬかどこ(1kg)」(税込890円)です。

※価格は原稿を作成した2021年7月時の金額

SNSなどの口コミでも話題になっていて、テレビなどでも取り上げられてますよね。

これはライターの私が、無印良品の「発酵ぬかどこ」と向き合い、仕事柄写真を撮りまくりすぎてしまった全記録です(笑)

ワクワク楽しいぬか漬け生活、ぜひその参考にしていただけると幸いです!

無印良品が販売するぬか床、メリット3つ

メリット① かさばる容器は不要! すぐに漬けておいしい、いつも美味しい!

通常、ぬか漬けを始める際には、米ぬかと塩を混ぜ、「捨て漬け」を1ヶ月ほど行ってからでないと漬けることができません。ただの米ぬかと塩だけでは発酵していないからです。しかし、無印良品の「発酵ぬかどこ」なら、買ってきてすぐにぬか漬けを作ることができます。

パッケージには作り方も書いてあり、専門的な知識もいりません。袋に食材を入れるだけで漬けられるので、別に容器を準備する必要もないです。

無印良品の「発酵ぬかどこ」はすでにしっかり発酵しているので、旨味もたっぷり。とっても美味しくいただけます。

ぬか床は漬けるたびに塩味が抜けていくため、適宜塩を足していかなければいけません。しかし、無印良品の「発酵ぬかどこ」の場合は、味が大きく変化することもありません。もし、塩気が抜けてきたなと感じれば、そのときは塩を足せばいいだけです。

補充用の「発酵ぬかどこ 補充用(250g)」(税込290円)も売っているので、パックにぬか床を追加するだけで、美味しさを簡単にキープできます。

メリット② 冷蔵庫保存で管理がラク

通常、ぬか床は常温保存が可能ですが、常温の場合は毎日1〜2回かき混ぜる必要があるなど、かなり管理が大変です。一方、無印良品の「発酵ぬかどこ」は冷蔵庫で保存しやすいビニール製の袋入り。かき混ぜ回数は週1日くらいでもOKです。

ぬか床は冷蔵庫で保管すると混ぜる回数を減らすことができ、異常発酵やカビの発生などを防ぐことができます。つまり、管理が楽ちんなのです!

③ 省スペース

無印良品の「発酵ぬかどこ」は袋タイプなので、冷蔵庫のスペースに合わせて保管できます。

マチがついているので、自立させることも可能です。容量の小さい冷蔵庫でも、スペース確保に困りません。

ドアポケットに立てて保管したり、こんなふうに鍋の上に置いたりしてもOKです!

ぬか漬けの作り方:さっそく漬けてみよう

① 食材を洗う

野菜など、洗う必要がある食材は洗います。そのままでも食べられる食材は洗わなくてもOKです。必要な場合は適当な大きさにカットしたり、皮を剥いたりします。

③ 水気をしっかり切る

ぬか床が水っぽくなるのを防ぐために、水気をしっかりと切ります。ザルにあげたり、キッチンペーパーなどで拭き取ったり、時間があれば天日干ししてもいいです。

③ ぬか床に入れる

食材をぬか床に入れます。揉む必要はありませんが、食材がぬかに隠れるようにしてください。無印良品の「発酵ぬかどこ」には、パッケージの裏に漬け時間の目安も書かれています。その時間を目安にし、冷蔵庫で保管しましょう。

④ 洗って切って食べる

一定の時間が経ったら、ぬか床から食材を取り出します。水洗いして食べやすい大きさに切りましょう。

無印良品の「発酵ぬかどこ」は、私が試したときには初回のみ少々塩辛く感じました。万が一塩辛くなってしまったら、水にしばらく入れておけば塩気が抜けますので大丈夫です。

無印良品の「発酵ぬかどこ」 1週間生活にチャレンジ!7日間の記録はこちら

さて、ここからは1週間分のぬか漬けをご紹介します。朝漬けて夜食べたり、寝る前に漬けて翌日の夜に食べたり、自分のペースで楽しんでください。基準となる時間はあくまで基準。冷蔵庫で保管する無印良品の「発酵ぬかどこ」はゆっくり漬かっていくので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

【ぬか漬け1日目】人参、大根、きゅうり

1日目は定番のぬか漬け野菜から。人参はぬか漬けになると甘みが出て、とても食べやすくなります。

「発酵ぬかどこ」漬け時間目安

・人参:24時間
・大根:24時間
・きゅうり:24時間

人参、大根は洗って、必要であれば袋の中に入る大きさにカットしておきます。

とくに皮を剥く必要はありません。きゅうりは塩で板ずりしてから漬けるようにしてください。

【ぬか漬け2日目】セロリ、かぶ、しょうが、みょうが、大葉

セロリやしょうが、みょうが、大葉など、味の主張の強い食材は、ぬか漬けファンイチオシの食材です。かぶもぬか漬けの定番野菜ですね。

「発酵ぬかどこ」漬け時間目安

・セロリ:18時間

・かぶ:24時間

・しょうが:72時間

・みょうが:24時間

・大葉:12時間

セロリは筋を取って、袋に入る大きさにカットしましょう。

かぶやしょうが、みょうがは漬かりにくいので、半分に切るか切れ目を入れて漬けます。

大葉は洗って水気を拭き取ってから漬けてください。

【ぬか漬け3日目】たまご、みょうが、なす

ぜひ漬けていただきたいのが、たまご(卵)! 独特の風味がゆでたまごの旨味をアップさせます。みょうがは2日目から漬けているものを。なすもぬか漬けの定番野菜ですね。

【発酵ぬかどこ】漬け時間目安

・たまご:36時間

・みょうが:48時間

・なす:48時間

たまごは半熟程度に茹でておきます。ただし、柔らかすぎるとぬか床の中で崩れてしまうので注意してください。

きれいな紫色のなすに漬けたいなら、塩を揉み込み、1時間ほど置いてから漬けましょう。

本来はミョウバンや鉄釘などを使用しますが、塩だけでも写真のような青さを維持できます。

また、なすは漬かりにくいので、切り込みを入れて、間にぬかを挟むようにして漬け込んでください。

【ぬか漬け4日目】さつまいも、豆腐、白菜

さつまいものぬか漬けは、なぜかスイートポテトを食べているように錯覚します。ぜひ、試してみてください。

「発酵ぬかどこ」漬け時間目安

・さつまいも:48時間

・豆腐:36時間

・白菜:24時間

豆腐は水を切ることでチーズのような風味になりおつまみにも最適。白菜を漬けるときには、柚子の皮などを一緒に漬けてもいいかもしれません。

さつまいもはふかしておきます。オーブン等で焼き芋にしても大丈夫です。

豆腐はクッキングペーパーに包んで冷蔵庫で一晩水を切っておきます。充填式のお豆腐は崩れやすいので、木綿だと安心です。

白菜は適度な大きさにして漬けます。白菜は水気が多いので、塩で下漬けしておくとぬか床がゆるくなるのを防ぐことが可能です。

【ぬか漬け5日目】ズッキーニ、きゅうり

似た者同士のぬか漬けを。ズッキーニは柔らかく、きゅうりはパリパリとした食感に漬かります。ズッキーニはサラダなどに入れてアクセントにしても美味しいです。

「発酵ぬかどこ」漬け時間目安

・ズッキーニ:24時間

・きゅうり:24時間

ズッキーニは皮が厚く漬かりにくいので、ピーラーなどで皮を剥いておきます。

きゅうりは塩で板ずりをして、大きければサイズをカットしてぬか床に埋めてください。上写真の右側は48時間漬けたきゅうり、左側が24時間漬けたきゅうりです。ぬか床からあげる時間をずらして、味の違いを楽しむのも楽しですよ。

【ぬか漬け6日目】オクラ、山芋、たまねぎ

ぬか漬けにするとオクラは生のままでもいただけるようになります。新鮮な食感を楽しんでみてください。たまねぎはマリネのような洋風の仕上がりに。

「発酵ぬかどこ」漬け時間目安

・オクラ:18時間

・たまねぎ:48時間

山芋:36時間

山芋は、生で食べるよりも歯ごたえがしっかりします。

オクラはヘタの部分を包丁でカットし、塩で板ずりして産毛を取ります(上の写真はまだヘタの部分をカットする前のものです)。玉ねぎは皮を剥いて、半分にカットして漬けます。

山芋は菜箸やフォークを刺し、表面にある根の部分をガスの火で焼くと皮ごと食べやすくなります。皮を剥いて漬ける場合は、キッチンペーパーなどにくるむと糠がまとわりつかず食べる際にも洗う手間がかかりません。

【ぬか漬け7日目】餅、パプリカ

餅のぬか漬けは2日以上漬けるのがポイントです。そのままの大きさで焼いてもいいですが、薄く切ってトースターで焼けば、香ばしいおせんべいにも。

「発酵ぬかどこ」漬け時間目安

・餅:48時間

・パプリカ:24時間

パプリカは比較的長く漬けてもシャキシャキ感が残ります。白いご飯との相性もいい組み合わせです。

お餅は個装になっているものなど、なんでもOKです。そのままぬか床に入れてください。

パプリカはヘタと種を取っておき、適当な大きさにカットして漬けましょう。

アレンジレシピで楽しく味わう

ぬか漬けはぬか漬けとして食べるだけではもったいない! こちらでは、ぬか漬けのアレンジメニューをご紹介します。

ぬか漬けレシピ①「豆腐のぬか漬けでカプレーゼ」

ぬか漬けの旨味とトマトの旨味は相性抜群です。

●「豆腐のぬか漬けでカプレーゼ」のレシピ

<材料>

豆腐のぬか漬け

1/4 丁
トマト

1/2 個
大葉

数枚
こしょう

お好みで


<作り方>

① 豆腐のぬか漬け、トマトを薄切りにする。

② ①と大葉をお皿の上に盛り付ける。

③ お好みでこしょうをふればできあがり。


※ネット上の情報などをもとに作成したレシピです。分量はすべて目安です。

同じ材料をサイコロ状にカットして混ぜれば、冷製パスタやブルスケッタのソースにもなりますよ。

ぬか漬けレシピ②「ズッキーニと生ハム」

生のみずみずしいズッキーニと生ハムを一緒に。塩味が強いのでおつまみにもピッタリです。

●「ズッキーニと生ハム」のレシピ

<材料>

ズッキーニのぬか漬け

5~6 切れ
生ハム

1 パック


<作り方>

① 生ハムをくるくると巻いておく。

② ズッキーニを薄切りにする。

③ ①と②をお皿に盛り付けてできあがり。


※ネット上の情報などをもとに作成したレシピです。分量はすべて目安です。

浅漬けのズッキーニなら、厚めにカットしても。生ハムの塩味とのバランスが良くなります。パンに挟んでサンドイッチにするのもおすすめです。

ぬか漬けレシピ③「いなりあおげと玉ねぎ」

最近はコンビニでも売っているお稲荷さん用のおあげと、玉ねぎのぬか漬けを一緒にいただくレシピです。

●「いなりあおげと玉ねぎ」のレシピ

<材料>

玉ねぎのぬか漬け

1/4 個
お稲荷さん用のおあげ

4 個分


<作り方>

① お稲荷さん用のおあげを食べやすい大きさにカットする。

② 玉ねぎをスライサーなどで薄くスライスする。

③ ①と②をお皿に盛り付けてできあがり。


※ネット上の情報などをもとに作成したレシピです。分量はすべて目安です。

夏は冷たいそば、そうめん、うどんの上に載せていただいても美味しいです。お稲荷さん用のお揚げをストックしておけば、週末の簡単なランチにも最適。食欲が落ちているときにもおすすめです。

ぬか漬けレシピ④「ぬか漬けの味噌汁」

食べきれない! と、思ったら、お味噌汁の具材にしてしまいましょう。今回は玉ねぎと白菜のぬか漬けを使って、出汁を取らない簡単なお味噌汁を作ります。

●「ぬか漬けの味噌汁」のレシピ

<材料(2~3人分)>

お好みのぬか漬け

適量
鰹節

1 パック
味噌

大さじ 2

適量


<作り方>

① ぬか漬けを食べやすい大きさにカットする。

② 鍋に①を入れ、鰹節と味噌を落とす。

 
③ 鍋に材料がひたひたになるくらいの水を入れ、火にかける。

④ ある程度火が通ったら、味を確認しながら味噌をしっかり溶かす。

 
⑤ お椀に盛り付け、できあがり。


※ネット上の情報などをもとに作成したレシピです。分量はすべて目安です。

ぬか漬けの酸味も、意外とお味噌汁になるとマッチ。漬け具合がイマイチになってしまっても、お味噌汁になればどんな食材もリカバリーができますよ。

ぬか漬けレシピ⑤「ぬか漬けのまぜ麺」

細かく刻んだぬか漬けをお好みの麺に混ぜるだけでいただけます。

●「ぬか漬けのまぜ麺」のレシピ

<材料>

お好みのぬか漬け

適量
麺(そうめんやうどんなど、茹で上がったもの)

適量
白炒りゴマ

適量
鰹節

適量


<作り方>

① ぬか漬けを細かく刻む。

② すべての材料を混ぜ合わせ、お皿に盛り付けてできあがり。


※ネット上の情報などをもとに作成したレシピです。分量はすべて目安です。

今回は大葉のぬか漬けを刻んで。大根や人参など、特に古漬けのものを使うと酸っぱくていいアクセントになります。ご飯にまぜておにぎりにするのもおすすめです。

無印良品の「発酵ぬかどこ」 もっと深く楽しむためには?

さて、ぬか漬けの魅力は伝わったでしょうか? さらにもっとマニアックに楽しみたい、ぬか漬けの深い世界にハマったみたいという方のために。

好みのぬか床に育てる楽しさ

ぬか床もぬか漬けも、“コレ”という正解がありません。無印良品の「発酵ぬかどこ」は確かに美味しいのですが、もっと自分だけのものにしたいと思うなら、以下に紹介する食材をプラスしてみてはいかがでしょうか?

鰹節や干し椎茸、煮干しなどの乾物をプラス

ぬか床に旨味をプラスしたいなら、出汁を取るときもよく使う鰹節、干し椎茸、煮干しなどの食材をぬか床に入れてみましょう。ぬか床は何度も漬けていると野菜の水分などが出てきて緩くなってきます。そんなときも、乾物を入れれば水分を吸い取ってくれて一石二鳥です。

無印良品の「発酵ぬかどこ」の説明分には「ペーパータオルで水を吸い取る」方法も紹介されていますが、乾物なら、せっかくの栄養を捨てずにすみます。

実山椒、しょうが、にんにく、柚子の皮で風味づけ

ぬか床に実山椒やしょうが、にんにくなどの食材をプラスすれば、さらに違った風味を楽しめます。

上の写真は左がしょうが、右がにんにくです。

実山椒やしょうがはぬか漬けの味を引き締めるのに最適で、にんにくや柚子は独特の香りでオリジナリティあるぬか漬けが味わえます。

しょうがはそのまま食べることもできますし、にんにくはお料理にも使えます。しょうがやにんにくは冷蔵庫の中で余らせて傷んでしまうことも多いので、新鮮なうちにぬか床に入れておきましょう。食材を無駄にしないライフハックです。

ぬか漬けの美味しさを肉料理や魚料理にも

実はぬか床に肉や魚を漬けることもできます。ただし、漬け終わったぬか床は使えなくなってしまうので、ポリ袋などに分けて漬けるのがポイントです。漬け終わったらぬかごとグリルにしたり、洗い流してフライパンで焼いたりしていただきます。

鶏むね肉1枚に対し、ぬか床の量は大さじ2程度が目安になります。一晩漬ければ十分ですが、大きな鶏肉は長めに漬けておくといいかもしれません。

今回はぬかを洗い流し、油をひいたフライパンで焼きました(下の写真)。茹でたり蒸したりしてもいただけます。

困った! ぬか床のトラブルはどう対処する?

ぬか床は生き物です。管理の楽な発酵ぬかどこでも、いつかトラブルに見舞われるかもしれません。パッケージにもお手入れ方法が書かれていますが、困ったときはこちらの情報を参考にしてみてください。

水が出てベチャベチャ

ぬか床に水分の多い食材を入れると、水分が出てぬか床がゆるくなることがあります。あまりに水っぽくなると発酵が進み、味が落ちたり、腐敗したりする可能性も……。

無印良品の「発酵ぬかどこ」には、ペーパータオルなどで水分を吸い取るように指示が書かれています。表面にペーパータオルを乗せれば自然と水分が吸い取れるので、何度か繰り返して水分を取りましょう。

他の方法としては、ぬか床にくぼみを作ったり、専用の水取り器などを使ったりすれば、簡単にぬか床の水分を取ることができます。

美味しくなくなった

ぬか床は生き物。どんなに管理のしやすい無印のぬか床でも、漬けていると味が変わってきます。以下の方法を試すことで、味を調整することが可能です。

塩気がない

無印良品の「発酵ぬかどこ」は、基本的には追加用のぬか床を加えればOKです。ただ、塩分だけが抜けているなら、お塩を足すのも手っ取り早いと思います。

小さじ1/2〜1程度のお塩を入れて、ぬか漬けの味をみてください。普段からぬか床を味見して、程よい塩分量を把握しておくのもおすすめです。

味に締まりがない

イマイチ味に締まりがない、旨味が足りないなと思うときは、唐辛子や辛子、実山椒や柚子の皮などを入れてみましょう。味が引き締まり、ぬか漬けの風味がよくなります。

また、酸味が足りないと感じる場合は、発酵の力が弱っている証拠です。追加用のぬか床を足すか、半日程度常温で保管するのも手です。その場合、直射日光の当たる30度以上の場所を避け保管してください。

製品の注意書きには冷蔵庫保管するように書かれていますが、元来ぬか床は常温で保存できるもの。半日程度であれば品質の劣化は起こりません。

表面が白い

もし、ぬか床の表面が白くなっていたら、それは「産膜酵母」かもしれません。産膜酵母は、ぬか床に混ぜ込めばぬか床を美味しくしてくれます。頻繁に白くなるなら、塩を足したり、唐辛子を入れたりして、産膜酵母の発酵を緩やかにしましょう。

異臭がする

冷蔵庫で保管していれば、基本的には異常発酵することはありません。それでも、異臭がすると思ったら、ぬか床をかき混ぜる頻度を増やしてください。異臭は産膜酵母と乳酸菌のそれぞれが増えすぎることで発生します。塩や唐辛子、辛子を入れて発酵そのものを抑えれば、異臭を抑えられるでしょう。

辛子は納豆等についているものでもOK。普段使っているチューブのからしでも大丈夫です。

ぬか漬けのある暮らし、あらためてそのメリットを考えてみる

仕事が忙しくてあまり自炊できない、でも、健康的な食事でもっとヘルシーに暮らしたいから、コンビニで「サラダ」を買う。そんな忙しい社会人は少なくないでしょう。

ただ、健康的な食生活って続けるのが難しいですよね。

健康的な食生活をはばむ3つの要因

健康的な生活がなかなかできない1つ目の理由は「時間がない」からです。自炊をすれば添加物や塩分、砂糖や油などを減らすことができヘルシーですが、手作りするのは時間がかかります。忙しい生活をしていると、なかなか自炊をするのは難しいです。

2つ目の理由は、「お金がかかる」からです。料理はこだわれば美味しく健康的な食事ができますが、こだわりすぎればお金もかかります。無農薬、オーガニックなど、気にすればキリがありません。

3つ目は、また、食材を使い切れず腐らせてしまうこと! 週末にまとめ買いしても、平日に料理できなければ腐ってしまいます。かといって、週末にまとめて作り置きしたり、冷凍保存したりするのもひと苦労。料理上手でなければうんざりしてしまいます。

そこでおすすめしたいのが、無印良品の「発酵ぬかどこ」です。

忙しい、お金をかけたくない、食材を無駄にしたくない。そんな方の食生活を簡単にアップグレードしてくれます。

忙しい、お金をかけたくない、食材を無駄にしたくない。そんな方の食生活を簡単にアップグレードしてくれます。

忙しい現代人に「ぬか漬け」はいいことばかり!

ぬか漬けとは、米ぬかを発酵させたぬか床で漬けるお漬物のことです。江戸時代の初期にはすでにぬか漬けがあったそうで、古くは平城京の時代から、その原型が存在したと言われています。

ぬか漬けの魅力は、以下の4つに大きくまとめることができます。

・健康パワー
・手間がかからない

・経済的

・食材を無駄にしない

ぬか漬けの魅力①「健康パワー」

ぬか漬けは乳酸発酵を利用した漬物なので、乳酸菌がいっぱい。ぬか漬けの乳酸菌は植物性で、腸まで生きて届くことで知られています。植物性乳酸菌は「腸活」でも注目の乳酸菌ですね。

また、米ぬかのビタミンB1 が食材へと浸透するため、生のまま食べるよりも栄養価はアップします。米ぬかに含まれる油分にも脂質酸化防止作用や抗酸化作用などがあり、栄養価としても無駄になる部分がありません。

味噌汁とごはんにぬか漬けをプラスすれば、それだけで必要な栄養素の多くがまかなえるとも言われます。

ぬか漬けになると食べやすくなり箸が進むのが魅力です。食物繊維を摂取するのにも一役かってくれます。

1つ注意点をあげるとすれば、塩分量が多いということでしょうか。塩分排出に効果のあるカリウムもぬか漬けには含まれますが、食べすぎには注意しましょう。

ぬか漬けの魅力②「手間がかからない」

ぬか漬けは、以下の4工程で作ることができます。

1. 野菜を洗い、水気を切る

2. ぬか床に食材を入れる

3. 漬かるまでまつ

4. 取り出して食べる

意外と簡単ですよね?

ぬか漬けの魅力③「経済的」

野菜によって塩で揉むなどの下準備をすることもありますが、基本的には火も使わず、ぬか床と塩、食材さえあれば作ることができます!

ぬか床と塩、食材さえ準備すればいいのでとにかく低コスト。導入費も1,000円以下に収まり、ランニングコストも食材費+数百円程度です。

ぬか漬けの魅力④「食材を無駄にしない」

ぬか漬けの魅力は、食材を無駄にしなくなること! ひとり暮らしでは、買ってきた食材をすべて使い切るのが大変なことが多いです。しかも、毎日自炊をしないと、結局腐らせてしまい無駄にしてしまうこともありますよね。

そこでぬか床の登場。余った野菜の端切れなどをそっとぬか床に埋めるだけ。あとは漬かりあがりを待つだけです。簡単にプラス1品を用意できるので、食卓も豊かになります。

また、ぬか床に入れたままにしておけば「古漬け」として長期保存が可能です。

きゅうりや大根、人参など、これらの野菜は一般的には1週間程度で傷んでしまいます。しかし、ぬか床の中なら1ヶ月経っても大丈夫。塩辛いので水につけるなどして塩抜きが必要になりますが、長期保存することで食材の無駄を減らすことが可能なのです。

まとめ:ぬか床のデメリットが気になる人ほど、無印良品の「発酵ぬか床」がおすすめ!

こんなに魅力的なぬか床ですが、躊躇する人が少なくありません。その理由は、「異臭がする」「カビが生えた」などの失敗エピソードが多いから! ぬか床は生き物なので、その扱いに困ってしまうのは当然かもしれませんね。

無印良品の「発酵ぬかどこ」の良さは、買ってきてすぐ使い始めることができること、美味しさの維持管理が簡単にできることです。

ぬか漬けは時短料理を叶え、食生活を健康なものにアップグレードしてくれる救世主とも言えます。経済的にも低コストで、食材の無駄を減らしてくれるのでエコな食のスタイルです。今すぐにでも手に入れて、毎日の食生活を簡単に健康的なものにしてみませんか?

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。


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