就職活動でも、転職活動でも。

今や求人情報サイトからのエントリーで進めていくことが、あたりまえになりました。

求人情報サイトでは、がっつりと自身のキャリア情報を入力しますよね。エントリーシートとか、プロフィールシートとか、プレゼンシートとか、色々と呼び方はあると思いますが、あれです。

しか~し、、、実際にプロセスが進み、いざ面接!となった段階で、「履歴書と職務経歴書、手書きでお願いします。当日持ってきてくださいね」という連絡が先方より届く。

ああぁぁっ!

前にエントリーしたとき入力したものと同じじゃん。なぜ手書き!

こんなとき、履歴書とか職務経歴書って、今の時代に本当に必要なフォーマットなのかなと考えたりします。

上の話では求人情報サイトからのエントリーを例にしていますが、そもそもそういった流れさえもぶち壊してしまうような、ウォンテッドリー(Wantedly)のようなビジネスSNSサービスも近々は浸透してきている昨今。もちろん履歴書や職務経歴書を必要と思う場面もありますが、同じぐらい必要でないだろうという場面もあるように思います。

社会の矛盾や人々の潜在的な疑問に対して、一つの視点を示すのはアートです(ズバリ)。というわけで、アートな面白い取り組みが新宿駅で行われていたのでその紹介をさせてください。

ウォンテッドリー株式会社は、1月4日~10日にかけて、東京メトロ丸ノ内線・新宿駅「メトロプロムナード」ならびに東京メトロ日比谷線・六本木駅を会場に、「ビジネス界の遺物展」というタイトルの取り組み(広告掲載)を行いました。

この取り組みは、激変する現代社会において、依然として従来の形式で使われている「履歴書」「職務経歴書」そして「名刺」という3ツール。この有用性について、今一度考えるきっかけを作りたいぞ、という思いで企画されたとのこと。

写真は新宿駅会場の様子です。モヤモヤっと頭の中で思っていたことがこうして作品として具現化すると、いろいろと発見がありました。

本当に「履歴書」「職務経歴書」「名刺」の3ツールがレガシーなものかどうか、それはまだわからないところもありますが、駅を行き合うビジネスパーソンたちは結構立ち止まって展示を見ていました。少なくとも皆さんにとって、なかなか関心の高いテーマであることは間違いないようです!


※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
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