皆さん大人になっても勉強してますか?
ビジネスに役立つ情報収集ができていますか?
とはいっても忙しい現代社会、時間とられるのはしんどいよ!
そんなあなたにおすすめなのが「YouTube」。
今さら感がある? いえいえ基本が何事も大事です。
あらためてYouTubeの基本的なこと(注:かなり基本レベルの話も含む)をおさらいしつつ、情報収集ツールとしてのYouTubeについて、さらりと整理しまとめてみました。
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。
ビジネス書を読まずにリテラシーを高めるには?
好きな芸人さんのネタを見たり、映画のメイキング映像を見たりするときに使うかな〜?
「情報収集ツールとしてYouTubeを利用する」
ことが常識になりつつあるんだ!
YouTubeで情報収集?
情報収集がうまい人ほどYouTubeを上手に使っていて、ビジネスに必要なリテラシーを高めたり、スキルアップに使っている人もいるんだよ。
Googleに並ぶ情報収集ツール
YouTubeはGoogleに次ぐ世界2位の検索エンジンとも言われているんだけど、知ってる?
ネットユーザーの3分の1以上、10億人もの人が利用するのがYouTubeだと言われているよ。
※参考ページはこちら
確かに動画共有サイトといえばYouTubeというイメージがあるね。
YouTubeは2006年にGoogleが買収しているサービスだから、google検索のアルゴリズムとも相性が良く、そこで上位表示されるのは当然とも言えるんだけどね。
情報収集に使えるかもっていう期待度が上がってきたよ!
では、情報収集ツールとしての使い方を知るうえで欠かせないYouTubeの便利機能を紹介するね。
それが、チャンネル登録だ!
チャンネル登録を効率的に! どんなメリットがある?
チャンネル登録をすると動画がアップされた際にお知らせが届くから、チャンネルを頻繁に見たいときなどに便利な機能だよ。
こちらから「動画アップされたかな?」なんてチェックする必要はないからね。定期的に情報が入ってくる夢の仕組みさ!
ほしい情報だけが入ってくるのも魅力的だよね!
情報収集するだけならSNSでも情報を見つけることはできるんだけど、YouTubeは視覚的でわかりやすい。しかも、セミナーのように体系的にまとめてあるので、自分で情報整理する必要がない。
効率的に情報を集められるから、スキルアップにも最適というわけだね。
例えば株価のニュースを見ても、どんな背景があって株価が変動したのか全然わからない。でも、YouTubeなら難しいニュースでも解説してくれるチャンネルがあるから、本当に便利だ。
例えば「沖縄観光」を例にあげると、チャンネルを1つ登録すれば、「おすすめのホテル」「観光スポット」「沖縄グルメ」「竹富島旅行」「映えスポット」など、他の関連動画が紹介されるんだ。
経済やビジネスの情報収集だけじゃなく、趣味の旅行にも便利そうだね!
ガイドブックを手に取るよりもたくさんの情報を手に入れられそう。
気軽に調べたことから、人生変わったら面白いな〜。
チャンネル登録に迷ったら、とりあえず「再生リスト」へ
あれもこれもと登録してしまうと、本当に見たい動画がどこにあるか分からなくなってしまうし……。
小さなスマホ画面だと、かえって情報を集めづらいこともあるしね。
みんな、どうやってチャンネル登録しているのかな?
チャンネルを運営しているユーチューバーについて知って、それから登録する人が多いのかな?
「見る価値がありそう」と思えることがチャンネル登録の動機になるのかも。
例えば、料理系の動画を見て実際に作ってみて、とても美味しかったからチャンネル登録したというケースもあるよ。
もちろん一目惚れのように登録している人もいるんだけど、「再生リスト」をうまく利用している人も多いみたい。
「この動画だけもう一度見たいな」というときは、再生リストに入れておけばすぐにアクセスできるんだ。
他にも、後で見てみたいとか、今すぐにはチェックできないときにも便利だよ。
ただ、新着動画などはお知らせされないので、新着動画を見たい場合はチャンネル登録を忘れずにね。
例えば英会話の動画なら定期的にチェックしたほうが日々勉強になってスキルアップにもなるだろうから、定期的に視聴したい場合はチャンネル登録したほうが良さそうだね。
「定期的にアップされるチャンネル」や「毎動画欠かさず視聴したい」と思えれば、チャンネル登録してもいいんじゃないかな。
“いいチャンネル”を見つけだすコツ
やっぱり、チャンネル登録者数が多いチャンネルって、いい動画なのかな?
例えば、毎日動画をアップする人と月に1回だけアップする人では登録者数には違いが出る。
1万人の登録者数がいても、最近運営を始めたチャンネルと、10年前からあるチャンネルとでは、意味合いが違ってくるしね。
最新情報が知りたいなら、今も更新しているチャンネルでないと意味がないし……。
「再生回数」と「評価」を指標とするのも一つの手かもしれない。
再生回数が多いということは、「多くの人に視聴されている」または「繰り返し視聴されている」ということだよね。
動画の下にある親指を立てたマークは、高評価と低評価を表しているよ。
動画が良質なら、基本的には高い評価がついているはずだ。
ところで、みんなどれくらい登録しているの?
20チャンネルは意外と少ない気もするんだけれど。
情報収集は参考にできる資料が多ければ多いほどいいかもしれない。でも、視聴が大変だし、情報を整理するのも時間がかかるからね。
効率的に情報収集するなら、20チャンネル以下に抑えたほうがいいと思うよ。
全てが英会話の動画だと情報過多に感じるだろうね。
実際問題、動画を視聴するのが結構大変だよね。1本の動画が5分として20チャンネル登録すると……。単純計算しても1時間半以上かかる!
いったい、みんなはYouTubeをいつどこで、どれくらい視聴しているんだろう?
多くの人は19時から21時頃に視聴しているみたい。次いで多いのは22時から24時の深夜まで。帰宅途中の電車の中や、特に寝る前に視聴する人が多いんだろうね。
正直YouTubeが身近になる前は、通勤時間にビジネス関連の本を読んでいたからね。
寝る前には英会話の本を読むこともあったな。今はかつての本が動画に成り代わっているんだろうね。
例えば、平日は夜の時間帯に見ている人が多い。夕食を食べながら、お風呂に入りながらなど、平日は忙しいから“ながら視聴”をする人も少なくないよ。例えば出勤の支度をしながら視聴する人も多いんだ。
一方で、休日はゆっくり、リラックスしながら楽しむ人が多い傾向にある。気持ちは分かるよね。
でも、寝る前とかお風呂に入りながら〜ということは、みんな一人で見ているんだね。
動画も多くの人が一人で視聴しているみたいだよ。また、1人の視聴者がYouTube動画に費やす1日の平均時間は、11分24秒程度と言われているよ。
※参考ページはこちら
ほんと?
社会人と大学生とではまた利用状況が違うんだろうな。
比較的時間に余裕のある世代ほど視聴時間が長いのかもしれないね。
効率よく”いいチャンネル”を見つけるには?
別のアカウントが登録しているチャンネルを参考にするんだよ。
確かに、面白いチャンネルである可能性が高いかも。
でも、どうすれば登録しているチャンネルをチェックできるの?
そこに「チャンネル」のタブがあるのでクリックすると、そのアカウントが登録しているチャンネル一覧が出てくるんだ。
気になっているユーチューバーさんの登録チャンネルまでチェックできるんだね。どうやって情報収集しているのかわかるから、とても参考になる!
あ、でも登録チャンネルが見れないアカウントもあるみたいだけど。
すべてのYouTubeアカウントで登録チャンネルを見れるわけでないけど、この方法なら、自分の興味のあるジャンルのチャネルにたどり着きやすくなるよね。
YouTubeを利用する注意点は?
例えば、テレビや新聞は公的な情報の強みは裏取りがしっかり取れた情報だよね。エビデンスがあるので情報の信憑性が高い。
一方で、YouTubeは個人が制作していることもあって、その“情報源”が怪しいことも少なくないんだ。
情報収集ツールの使い方を間違えれば、誤った情報を仕入れてしまう可能性もあるのか!
専門家や記者が事件のゆくえを深堀りしたり、他のニュースと関連付けたり、社会や政治、経済を体系的に捉えて報じられることも多いのが特徴だよ。
動画内容のファクトチェックがされているわけでもないから、情報が誤っている可能性もゼロじゃないよ。
どの動画も「本当かな?」と疑ってみる視点は必要だよ。
また、YouTube以外にも様々なメディアから得ると情報が、確度が上がるし、惑わされることも減るんじゃないかな。
他のSNSとの違いは?
Instagramは写真を投稿できるツールだ。
どちらにも共通しているのが、即時に情報を共有できるという点だよ。
Twitterは文字を入力して投稿ボタンを押せばいいだけだから、リアルタイムの情報が手に入りやすい。文字で投稿する人が多いから、キーワード検索がしやすいのも長所だよ。
Instagramはどんな強みがあるの?
スマホで撮影して即投稿できるのがInstagramの利点だから、今人々が何を見ているかを知ることができるね。
それから、ユーチューバーの収益形態も理解しておいたほうがいいと思う。
その通りなんだけど、今、YouTubeには多くのユーチューバーがいて、競争がとても激しいんだ。
そこでユーチューバーたちはインフルエンサーとして、企業の商品やサービスを紹介することで収益を得ているケースがある。
企業がユーチューバーに宣伝動画を依頼するってことだね。
例えば、「おすすめのシャンプーを紹介するよ!」というコスメ情報のような動画を依頼するとか……。
よく見ていくと、プロモーション動画だったということも少なくないよ。
コマーシャルばかりのチャンネルだと、ホンモノの情報とは言えない気がするよね? もっとストレートに、正直に製品比較している動画のほうが面白そうだな!
つまりはデマ情報ってことだよね?
さっきもYouTubeの信憑性に触れたけど、誰でも動画がアップできてしまうから、中にはデマ情報も紛れているんだ。
「ココだけでしか手に入らないマル秘ニュース」とか「実は○○は△△だった」とか「まだ誰も知らない!見ないと損するマル得情報」とか、思わずどんな情報だか見てみたくなるような動画が多いんだよ。
すると、再生回数が多くなる。
ユーチューバーは再生回数で収益が上がるので、人々が見たくなるようなフェイクニュースの配信を意図的に行うユーチューバーもゼロではないんだよ。
だからもし、過激なニュースや怪しい情報があれば、やはり改めてGoogle検索してみる。「諸説ある」と認識したうえで視聴することも大切だね。
YouTubeチャンネル登録の進め方
(1) 学習系・教育系のYouTubeチャンネル
まずは学びたいことを検索キーワードにかけてみて、気になる動画を探していくよ。
検索のポイントってある?
なので、「英会話」のワンワードで検索するのでなく、「ネイティブ」とか「ビジネス英会話」とか、もう1つのキーワードを組み合わせて、複数の言葉に検索してみるといいと思うよ。「TOEIC」や「聞き流し」などのキーワードを入れてもいいね。
実際に検索する中で絞っていくのもおすすめだ。
同じアカウントがいくつか見つかるだろう?
例えば「kendra’s Language School」というチャンネルは、私の検索結果では1ページ目に3つの動画が表示されている。
どれも英会話の聞き流しができる動画だから、このチャンネルを登録しておくと、ながら学習にはとても役に立つかもしれないよ。
● 1000 English conversation phrases that seem easy but are not ※チャンネル「kendra’s Language School」より
チャンネルのアカウントをクリックしてみたら、チャンネル紹介文が書いてある。
リスニング練習の動画も多いみたいだから、これはチャンネル登録しておこうっと。
(2) ニュース系のYouTubeチャンネル
ニュースについては少し触れたけど、偏りがある場合もあるので情報源に注意すべきだよ。
Google検索で評判を検索するのもいいかも。
あと、Google検索から「国際ニュース YouTube」などと入力して検索するものいいと思うよ。
この方法だと、大手メディアのニュースチャンネルが見つかりやすい。「BBC News Japan」などはYouTube内の検索では上位表示されていなかったけど、Google検索では上位に表示された。
こんなふうに、YouTube内検索かGoogle検索かを使い分けるのもおすすめだ!
● リモート裁判で「猫フィルター」外れず、そのまま続行 米テキサス州 ※チャンネル「BBC News Japan」より
ブログサイトなどを検索して、評判を確認しながら動画を探すのもいいかもしれない。
(3)お料理系のYouTubeチャンネル
動画で説明してくれるから、食材の切り方もわかりやすくてとてもありがたいなって思うよ。ただ、たくさんのチャンネルがあるから選びきれなくて……。
たくさんのユーチューバーを一つひとつ見ていくのは大変だから、まずはざっくり2つのタイプから選んでみるといいかも。
2つ目は、手元だけが映って、声や字幕のみでレクチャーしてくれるタイプだ。
その場合はモチベーションになるようなエンターテイメント性の高い動画を選べば、ついつい動画を見る機会が増えて、自然と料理の知識が増えていくかもしれないよね。
● 我が家のカレーがこれになってしまったと何度も言われたほどウマい、市販のルーで作る【至高のカレー】『Ultimate curry rice』 ※チャンネル「料理研究家リュウジのバズレシピ」より
● 【悪魔のお夜食】真夜中のバター醤油ご飯は絶品だった。。。 ※チャンネル「はるあん」より
(4)ビジネス系のYouTubeチャンネル
ビジネスパーソンとしてのたしなみとか、営業成績を上げるためのマインドセットとか、興味のある人も多いかもしれないね。
本を読むのが好きだから、「ビジネス 書籍」で探してみようかな。
読書家なら本選びの参考に、読書が苦手ならここで得た情報だけでもかなり役立つと思うよ。
● 【7分で解説】君たちはどう生きるか【歴史的名著】世界に中心などない ※チャンネル「サラタメさん【サラリーマンYouTube】」より
チャンネル登録しておけば定期的に本の情報を得られるなんて!
小説を紹介してくれる動画もあるから、情報収集ツールとしてだけでなく、趣味として登録しておくのもいいかもね!
情報収集には「情報の確かさ」を見極めるためのテクニックも必要なんだってわかったよ。
もうすでに10年以上利用しているサイトだけど、使い方次第で本当に役に立つね!
デマ情報などに惑わされないようにリテラシーを高めていくことは大切だけれど、ぜひ、今まで以上に活用してみて!
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。
この記事を書いたひと
「仕事の数だけ物語がある」をテーマに、JOB STORYの編集部がさまざまな視点で記事をお届けいたします。