※記事中の素敵な画像はすべて、原稿をお願いしている
FUJIさんのinstagramアカウントで投稿されたものをお借りし、
使用しています!
こんにちは、FUJIと申します。
私は雑貨店の商品企画をする仕事をしています。学生時代から文房具やインテリア雑貨が大好きで、好きが高じて現在の職業に就きました。仕事の傍ら趣味の文房具を中心に雑貨のある暮らしをSNSで発信しています。
最終回となる今回のテーマは「自分だけの文房具Styleを見つけよう」です。
たくさんある文房具の中でもどのように自分に合う文房具を見つければよいのかを記載できればと思います。
使いやすい文房具って人それぞれ
このコラムを読んでいただいている方は、いろいろな立場の方がいらっしゃると思います。
学生の方もいらっしゃればビジネスパーソンの方、子育て中のママさんもいらっしゃるかも知れません。
職業や年齢などいろいろなライフスタイルや、個々の趣味嗜好によって使いやすい文房具はやはり変わってきます。
ペン一つとってみても、滑らかな書き心地を好む方、一度書いても書き直せる消せるペンを好む方、かわいく書けるように色のバリエーションが豊富にあったほうが良い方、高級感のある素材やデザインのものを好む方など多くの嗜好がありますし、それに合わせて多くのメーカーが沢山の種類の商品を発売しています。
そんな多くの文房具の中から自分の好みの機能やデザイン、自分のライフスタイルに合った文房具を見つけることができたら、日々の暮らしが今よりちょっといいものになりそうですよね!
文房具もTPOで使い分けよう
連載第一回目の「文房具のファッション化」の中でも少し触れたのですが、今では100円均一ショップなどに行けば最低限の機能を十分満たす文房具を購入することができます。
しかし、ビジネスシーンで使用する文房具や、友達・SNSなどで見られることが多い文房具の場合、もう少し見栄を張ってカッコよく・カワイく見栄えの良い文房具を使いたくなりますよね。
ビジネスパーソンが取引先との商談の際にキャラクターの文房具や派手なデザインの文房具を使用していたら「この人に任せて大丈夫かな・・」なんて相手に信用されにくくなってしまうかも知れません。
清潔感のあるスーツやビジネスカジュアルウェアを着用して仕事を行うように、文房具もビジネス仕様なものにした方が好ましいと言えます。
色味は落ち着いたもので、素材がレザーや金属など少し高級感があるものなどがビジネスシーンでは好まれています。私もビジネスではビジネス向けに作られた文房具を愛用しています。
例えば多くの方が使われているパイロットの消せるボールペン「フリクション」。
このフリクションにも「フリクションビズ」というビジネス向けの落ち着いたカラー・高級感のある金属の軸を使用した少しアッパーな価格の商品があり、そちらを愛用しています。樹脂製の軸のものが一般的で価格もお手頃なのですが、少し奮発してビジネス仕様のものを使ってみると周囲からの目も、自分自身の気分も上がって仕事により集中できるような気がしています笑
また、ビジネス以外のシーンでは、友達同士一緒に勉強したりする時に流行りのカワイイキャラクターの文房具を持っていたらその話題で盛り上がりそうです。
カラフルでデザインにこだわった文房具は見ているだけでワクワクしてしまいますよね!
文房具には機能だけでなく使用シーンによってコーディネートを楽しんだり、使い分けるなどファッション要素を楽しむことができます。
ぜひTPOに応じて使い分けて楽しんでみてください。
自分のライフスタイルに合った手帳使ってますか?
スケジュール管理をするために何を使っていますか?
手帳を使う方、スマホのスケジュール管理アプリを使ってスケジュール管理をしている方が多いでしょうか。記憶に頼るという方ももしかしたらいるかもしれません。
私は断然手帳をお勧めします!
なぜなら手帳には様々な目的やライフスタイルに合わせた多くのフォーマットが存在し、必ず自分が使いやすいものが見つかるからです。
分区切りでスケジュールを管理したい忙しい方、時間管理はそこそこでも良くて日記のように使いたい方、メモや考えを記入する空白が多いノートのように使いたいなど、人それぞれ手帳の使い方や手帳に求めるものが変わります。
自分のライフスタイルに合ったフォーマットの手帳を見つけることができたら日々の暮らしのスケジュール管理がとってもラクになり、その上楽しくできますよ。
手帳のフォーマット(月間/週間/日)
手帳にはスケジュール管理するうえで大きく分けて3つの分類があります。
- 1ヶ月が見開きページで見られるマンスリー手帳
- 1週間毎に見開きページに記入できるウィークリー手帳
- 1日1ページのデイリー手帳
です。
それぞれの手帳のメリット・デメリットについて簡単に記載します。
「マンスリー手帳」
マンスリー手帳は1ヶ月を一目で見れるので大まかな日別スケジュールを把握しやすいのが利点です。
ウィークリー手帳やデイリー手帳に比べるとページ数が少なくなるので、軽くて薄くて持ち運びやすいのも良いところとして挙げられます。
基本見開き12ページで1年管理できます。スケジュールページは少なくて済み、フリーページが多く取られている手帳が多いです。ただし一日の細かい時間管理まではしにくいので、1時間ごとにスケジュールを組みたい人には向いていません。
「ウィークリー手帳」
ウィークリー手帳は1週間を一目で見ることができます。
1日を1時間ごとに要件を記載できるようになっているフォーマットになっているので、人とのアポイントや会議の時間など1日に何度も時間スケジュールを管理しなければいけないビジネスパーソンに最もポピュラーなフォーマットです。
1年は52週間あるのでその分ページ数は増えて手帳自体の重さや厚みが出てしまします。またスケジュールページが多いのでフリーページが少ないものが多い傾向があり、たくさん書き記したい人には物足りないかもしれません。
「デイリー手帳」
デイリー手帳は1日1ページになっているのでその日の細かい時間管理はもちろん、余白スペースが多いので日記を記したりメモをたくさんできます。
デメリットはページ数が多く分厚く重くなること、365ページもあるので特定のページを探すのが大変だったりもします。
以上基本は3つのスケジュールフォーマットになっていますが、最近は複合型などいろいろなものが発売されています。
用途やライフスタイルに合った最適なフォーマットの手帳を見つけよう
実際にどのような用途でどのような手帳がお勧めなのかを記載したいと思います。
最近人気の手帳の使い方として「ライフログ」があります。
デコって日記を残す、推しのアイドルの記事や写真などを貼って残すオタ活、その日行ったカフェや料理店などのメニューや写真・感想などを残すなどジャーナル的な使い方です。
記載したページSNSにアップするなどの行為も人気になっています。
「#手帳時間」「#手帳タイム」などで検索してみると、綺麗に・かわいくデコった手帳をたくさん見ることができます。この場合フリーページが多いマンスリー手帳が好まれます。
特にフリーのノートページが多く、デザインが豊富で人気になっているのがdelfonicsの「ロルバーンダイアリー」です。
限定柄などは人気で早々に完売してしまうものがあるほど人気で、コレクターも多く「ロルバーン沼」なる好きな人たちを指す言葉もあるほどです。
ビジネスパーソンは時間管理はもちろん、タスクの1ヶ月の流れ、週間の流れ、その日のやるべきことまで管理できる手帳がお勧めですのでウィークリー手帳が使いやすいです。
ウィークリーでもいろいろなフォーマットが存在し、職種などで使い分けるのがよさそうです。
私の手帳の変遷
私が営業職だった頃、1日のうちに何人ものクライアントとのアポがあり、会議、電車の時間など細かく時間管理をする必要がありました。その時は「週間バーチカル」というフォーマットで見開きページ横に月~日の曜日、縦に時間軸がとられている手帳が便利でした。
現在は企画職となり、営業職ほど1日に時間単位でスケジュール管理をする必要は減りました。その分週間のタスク管理やアイデアメモ、ToDoリストなどを記載するフリースペースが必要となったため、「週間レフト」というフォーマットを使用しています。
週間レフトは見開き左ページに縦に月~日の曜日、横に時間軸がとられていて右ページがフリーメモスペースになっている手帳です。左ページで週間の日別スケジュール・時間管理を行い、右ページに会議メモ、ToDoリスト、アイデアメモなどを記載して使用しています。
1日の時間管理やメモや日記などとにかくたくさん書きたい!という方はデイリー手帳がお勧めです。1日1ページの「ほぼ日手帳」や「EDIT」などが人気の手帳です。
大切なのは自分のライフスタイルに合った文房具をみつけること
最近はライフスタイルに合わせて様々な手帳が発売されて、多様化する趣味嗜好に対応しています。
その中でも人気が高いのが、「なりたい自分に向けて自分をサポートする手帳」です。各業界の著名な方が監修されたものも多いのが特徴です。
例えば「美容手帳」をご存知でしょうか。
美容に興味がある方が美しくなるために、どんなことをスケジュール化していくのが良いかをサポートできるような内容になっています。数多くの雑誌コラムや書籍を執筆するかたわら、化粧品やビューティ系イベントのプロデュースを手がける人気美容家「神崎恵」さんがプロデュースしたものが有名です。
また、「CITTA手帳」という商品も「未来を予約する手帳」として人気を集めています。ヨガスタジオCITTAのオーナーが考案した手帳で、使い手それぞれの夢を叶えるための手帳術をサポートする内容になっています。
このように個人の趣味嗜好や職業、仕事内容、ライフスタイルに合った最適な手帳を見つけることができれば、今のくらしを一層充実したものにすることができます。
手帳だけでなく、ペンやノート、筆箱など、自分のライフスタイルに合った文房具を見つけることができたなら、日々の暮らしが少しだけ豊かにすることができるのではないでしょうか。
デジタル化が進み、便利になる一方で手帳のようにアナログな道具の便利さが見直されているのも事実です。
文房具店にしばらく行ってないなあという方がいましたら時間をつくって覘いてみることをお勧めします。そこでじっくり自分の趣味嗜好・生活様式に合う文房具を探してみてください。暮らしを豊かにするアイテムを見つけられると思います。
3回にわたって連載をさせて頂きました。お読みいただいた方の暮らしの一助になることがあれば幸いです。ありがとうございました。
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。
この記事を書いたひと
雑貨屋さんの裏方。「雑貨を通じて人生を豊かに」することをlifeworkに掲げています。文房具、インテリア、キャラクターなど。Instagramで雑貨のある暮らしを発信中。