最近、「シェアリング」という言葉のサービスが色々と増えてきましたよね。
その中でも傘のシェアリングとして注目を集めているサービスが「アイカサ」です。渋谷や新宿などで、傘ラックを見たことがある方もいるのでは?
というわけで、気になるアイカサを取材。実際にサービスを利用しつつ、広報の加藤さんにおすすめの使い方について聞いてきました!
傘のシェアリング、体験してみましたのコーナー
今日は京王井の頭線の
渋谷駅からスタート!
で、新聞屋さんの
ここに注目、、、
気づいてましたか?
サービス名は「アイカサ」 ! !
※詳しい紹介は後ほど
するってえと、
その上の部分に
QRコードがありまして。
私は昨日夜、
スマホで事前登録済みでした。
なので、あとはサクっと
QRコードで読み取り、
画面の手順を進めていきます、、、
傘立てのロックが外れると、
傘が使えました♪
するってえと、青空なのに
傘をバサッと差して(笑)、
取材先に向かいます。
いざ、渋谷駅近くの
「100BANCH」へ!
100BANCHに到着~。
はい、エントランス部に
ありましたよ。
↓ババーン!
アイカサの傘スポットを発見。
さっき借りた傘を
ここに返却するため、
傘立てのQRコードを読み込めば、
無事に返却完了です。
使ってみるまでは、
メンドクサソー、
と思っておりましたが、
実際に利用してみると、
コレはスムージー。
スマホでの初期登録には
ちょっと時間がかかりましたが、
その後はスパパーンと、
簡単に使えました!
※注:現在アイカサさんの本社機能は別の場所に移転しています
スポット利用のお値段は、ガリガリ君感覚
● スポット利用で70円(税込)!
● 月額の利用でも280円(税込)!
「安い!」
国民のソウルフード、
ガリガリ君の値段が
税抜で70円なので、
これは仰天価格と
いっていいでしょう!
※価格はアイカサ、
ガリガリ君ともに、
2020年3月現在のもの
ということで、アイカサの中の人に詳しい話を聞く
よろしくお願いします!
はじめて
傘のシェアリングを利用しました。
思ってたよりも
使いやすかったです。
今、アイカサの傘スポットは、
どれぐらいあるんですか?
今は東京都を中心に、
西は福岡県、
東は茨城県までサービスを
展開していて、
傘スポットの数は、
全部で800ヵ所以上になりました。
傘の本数も、
お陰様で1万本以上です。
あるんですか?
サービスをスタートさせた
渋谷駅周辺をはじめ、
新宿駅、上野駅、東京駅の周辺には
特に多いですね。
どんな場所に
設置されているかでいうと、
商業施設、オフィス、コンビニのローソンさん、
最近では、鉄道各駅への導入が進み、
サービスが飛躍的に広まっています。
とても便利!
不意の雨にやられて、
キヨスクとか、
駅チカのコンビニとかで、
これまで何本のビニル傘を
買ってきたんだろう(悲回顧)。
駅で傘のシェアリングができると、
無駄な出費がだいぶへりますね、
これは。
この傘、デザインにもこだわってます
いろんな投稿が
見つかると思うんですが、
アイカサの傘って、
本当にいろんなデザインが
あるんですよ。。。
(おもむろに素早い動き)
バサッ!
バサッ!!
バサッ!!!
すべてフォトジェニック!!!
「雨の日を楽しく」という
コンセプトを大切にしており、
生地のデザインも
そのコンセプトが反映されています。
写真の傘ですが、左から、、、
● 丸井グループの
アニメムービー「そばへ」と
コラボしたモデル
● 東京駅周辺の江戸時代の古地図を
モチーフにしたモデル
● 小田急線の駅を
星座に見立てたモデル
となっています。
もちろん、
シンプルなデザインの
傘も展開していますが、
いくつかのエリアでは、
このように、その地域の特色を
楽しめるモデルを
展開しています。
ぜひ楽しんでいただきたいです!
レアなデザインの傘を見つけたら、
確かに嬉しくなるし、
思わず、SNSに上げたくなるかも!
ただおしゃれなだけでなく、
よっ、宣伝上手!
せっかくなので賢い使い方を教えて!
中の人だからこそわかる、
便利な使い方、
もっと教えてください!
私のオススメの使い方は、
「電車の中で、
絶対に傘持たない作戦」
です!!
(1)事前にどこかの
傘スポットで傘を借りておき、
自宅に持って帰る
※定額なので借りっぱなしOK
↓
(2)雨が降った出勤日、
その傘を差して駅まで行く。
駅にある傘スポットに返却
↓
(3)傘のない状態で
電車に乗って「ザ・快適通勤♪」
↓
(4)通勤先の駅に到着し、
もし雨が降ってたら、
その駅の傘ラックで傘を借りる
↓
(5)いつでも、濡れずに
オフィスに行けちゃう!!
(作戦成功)
※もしもオフィスにアイカサの
傘スポットがあったら、
さらに便利な使い方が可能に
濡れてかさばる傘を
電車の中に持っていく、、、
あの憂鬱さときたら、
テンションガタ下がりですからね。
爽やかな裏技のご共有、
ありがとうございます!
オススメですね。
例えば、
東京駅から大阪方面へ出張する朝、
大雨が降っていたとします。
出張に行くのに傘があると、
それだけで荷物が増えて、
面倒ですよね。
そんなとき、アイカサの傘があれば、
ご自宅から最寄り駅までは
アイカサの傘で移動し、
その駅で返却。
出張先には傘ナシで行ける、
なんてことも可能です。
(出張先も雨の場合、例えば、
東京都で借りた傘を、
大阪府の駅などで返却するのもOK)
出張もそうですけど、
旅行とかでも良さそう!
次の国内温泉旅行で、
ぜひとも取り入れます!
アイカサはSDGsである
これからどんなふうに
なっていくと思いますか?
ビニル傘ってとても便利ですよね。
でも、毎年日本で約8000万本もが
新しく製造され、消費されているのを
知っていますか?
毎年それだけ
製造されているということは、
同じぐらいの量が、
ゴミとして廃棄されてそうですね。
その上、ただゴミとして
廃棄されるだけでなく、
「ビニル傘が貯まる問題」も
ありまして。
駅のゴミ箱をはじめ、
飲食店の傘置き場などに、
不要になったビニル傘が
大量に溜まってる状態を
見たことはありませんか?
景観が悪化するだけでなく、
処分のコストもかかってくるので、
各場所で大きな問題となっています。
処分するのも大変ですもんね。
こういった問題の解決に
つながるサービスで
あると考えています。
傘のシェアリングが
世の中に拡大していけば、
それだけコストメリットも
出しやすくなります。
もっと、費用を抑えた
サービスを実現できます。
サービスの普及を通して、
ただ利便性を追究するだけでなく、
ビニル傘にまつわる
さまざまな社会課題を
解決できればと思ってます。
さまざまな問題解決に
つながりそうですね。確かに!
勉強になりました。
これからも頑張ってください!
今日は一日、
ありがとうございました!
ありがとうございました!
まとめ
今日はじめてアイカサのサービスを利用させてもらいましたが、とても便利なのに、安いのが素晴らしいと思いました。
「大量に製造され、処分されるビニル傘」という社会課題の解決にもつながりますし、これからもサービスの普及がどんどん進んでいくんだろうなと感じました。
1つだけ現時点で残念なのは、私の自宅の最寄り駅にはまだアイカサの傘スポットがないこと(笑)。
そんなわけで、引き続き、サービスの普及をお待ち申し上げます!
※取材協力: 傘シェアリングサービス「アイカサ」
→ 気になる方は70円のスポット利用がオススメだそうです!
→アプリのダウンロードはこちらにて
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。
この記事を書いたひと
「仕事の数だけ物語がある」をテーマに、JOB STORYの編集部がさまざまな視点で記事をお届けいたします。