こんにちは、森あんじゅと申します。くつろぐ暮らしを整える個人メディア「じゅが綴る」を運営しています。
進学先が決まり高校を卒業するまでの期間と短期大学に在学していた丸2年間、スターバックスコーヒーでアルバイトをしていました。
スタバのアルバイトってどんなイメージですか?
「忙しそう」
「覚えることが沢山ありそう」
「就職に強そう」
「なんだかおしゃれなイメージ」
様々な声を聞きますが実際はどんな様子なのか少し気になりませんか?
この連載では「スターバックスのアルバイト」をテーマにわたしの体験談と、そこから学んだ仕事のスキルを書き綴ります。
3記事目のテーマは「スターバックスのアルバイトの1日」です。
▷▷1記事目「スターバックスのアルバイトの面接」はこちら
▷▷2記事目「スターバックスのアルバイトの研修」はこちら
働きたい場所で働くための関門、面接と研修を超えると1従業員として業務をこなすようになります。日々の仕事は関わる人や提供するアイテムが違ったり、時にトラブルに対処する必要があったり。
1日1日全く同じ日がない中での「気づき」や「学び」は自身の仕事のスキルを成長させてくれます。
この記事ではスタバのアルバイトを考えている方や、仕事のスキルを伸ばしたい方へぜひ読んでほしい内容を書き綴りました。
どうぞお付き合いください。
※以下の内容は、基本的に私が働いていたときの情報です。現在については公式情報の確認をお願いします 。
スターバックスのアルバイトの具体的な仕事内容
スターバックスのアルバイトの基本の仕事はレジでの接客とドリンク作成です。この2つの業務と一緒に時間帯や日毎の定期のお仕事をこなしていきます。
◎ オープン業務:
お店を開店する前に機械の準備や店内の清掃をする
◎ 納品:
その日に来た資材や商品を確認してしまう
◎ 仕込み:
ドリンクの作成に必要なホイップクリームやパウダー等を仕込む
◎ 店内清掃:
必要に応じて机を拭いたり掃き掃除をしたり水拭きをする
◎ クローズ作業:
お店を閉店する前に機械のメンテナンスや店内の清掃をする
定期の仕事の内、特に印象に残っているのは黒板を描く事と店頭での試食会です。
スターバックスの店内にある黒板はその殆どが店員さんの手描き。最低限載せる情報はありつつもレイアウトや絵柄は自由に描く事が出来るので、描くのが好きな人には特に楽しいお仕事だと思います。
またスターバックスの店頭ではコーヒーとフードの試食を振る舞う事があります。その内容は新作のPRだったりお店の企画だったり。お客様とカウンターを隔てることなく直接お話が出来るので私は好きな仕事でした。
スターバックスのアルバイトの1日の流れ
スターバックスでアルバイトしていた当時の1日の流れを書き綴ります。
まず出勤時間の15分前を目安に職場に向かいます。その日の連絡事項を確認したり身支度を整えたり。最後にスターバックスのトレードマークでもある緑のエプロンをぎゅっと絞めて出勤です。
勤務中は主にレジでの接客とドリンク作成を行いました。ちなみにフードは店内で調理をしていないので、皿へ盛ったり温めたりする業務のみです。
レジとドリンクの業務担当は1時間ごとに交代。タイミングを見て定期のお仕事もこなします。
2時間働くと1度休憩でした。その日のシフト合計時間によるけれど、休憩時間は15分もしくは30分。
1度の休憩で好きなドリンクが1杯貰えました。新しいカスタマイズドリンクを試したり好みのドリンクで一息ついたり。ちょっとしたご褒美の気分です。
仕事と休憩を繰り返し、退勤時間まで働きます。エプロンは業者さんへ依頼し、まとめて洗濯するので持ち帰らなくて大丈夫。3週間後のシフト希望を提出したり、次の勤務予定を確認してから帰宅しました。
スターバックスのアルバイトで最も磨かれた仕事のスキルって?
スターバックスのアルバイトで最も磨かれたスキルはコミュニケーション能力だと思います。
OUR MISSION
STARBUCKS COFFEE 公式webページより
To inspire and nurture the human spirit-
One person, one cup and one neighborhood at a time.
人々の心を豊かで活力あるものにするためにー
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから
スターバックスではこの『OUR MISSION』を基軸に日々の人材育成に取り組んでいます。中でも特に力を入れていると感じたのはコミュニケーション能力の育成です。
「森さんのこのコミュニケーションの部分、素敵だね。」
「今度似たような場面があったらこうしてみようか。」
日々の業務では上記のようにコミュニケーションの取り方の良いところや改善出来そうな部分について度々話します。
また研修では、「こんなお客様が来店された時にはどう対応するのがよいか」を考える接客シュミレーションを、何度も行います。
今日はスターバックスで働き日々コミュニケーションの能力を磨く中で得た、今でも大切にしている仕事のスキルを2つ紹介させてください。
スターバックスのアルバイトから学んだ仕事のスキル① 事前の情報共有
スターバックスのアルバイトから学んだ仕事のスキルの1つ目は事前の情報共有です。
ここで言う「情報」とは、知っていた方が今目の前の仕事がしやすくなる情報の事。良い事前の情報共有をスターバックスの業務で例えると次のようになります。
ドリンク作成からレジ業務へ仕事事の持ち場が変わる際に、ホイップクリームの仕込みをしたい事やペーパーカップが少なくなってきた事を次の担当者へ伝える。
情報共有のコツは丁寧に簡潔に伝える事。情報を盛りすぎると相手を混乱させてしまう事があるので注意が必要です。
事前の情報共有がきちんと出来ているとお互いの仕事がスムーズに進行しやすくなり、思わぬトラブルを防げます。
気持ちの良い仕事を考える上で欠かせない大切な仕事のスキルです。
スターバックスのアルバイトから学んだ仕事のスキル② 相談の仕方を使い分ける
スターバックスのアルバイトから学んだ仕事のスキルの2つ目は相談の仕方の使い分けです。状況に応じて2通りを使い分けています。
①すぐに判断が必要な時:
「〇〇はどうしたらよいでしょうか。」
②時間に余裕があり思い当たる判断がある時:
「〇〇はこう対応するのが良いと考えますがどうでしょうか。」
物事の相談には判断をまるっと投げる方法と、思い当たる判断がある上で念のため確認をする方法があると思います。
基本は上記の状況に合わせて使い分けつつ、時には相談相手に合わせたり。臨機応変に言葉を組み立てる必要があるので少し気を張りますが、円滑に仕事を進める上でとても重要なスキルだと思います。
スタバのアルバイトの1日とそこから学んだ仕事のスキルまとめ
● 仕事のスキル1 丁寧で簡潔に事前の情報共有を行う
「知っていた方が今目の前にある仕事がしやすくなる」情報を積極的に共有する事を大切にしています。伝える際には丁寧かつ簡潔に。
● 仕事のスキル2 状況や人に合わせて相談の仕方を使い分ける
状況や人に応じた相談の仕方を心掛けています。働き始めた時には判断をまるっと投げてしまう相談の仕方のみでも良いと思いますが、慣れて来たら使い分ける事をお勧めしたいです。自身の成長とスムーズな仕事に繋がると考えています。
わたしがスターバックスで働く中で
最もときめいたのは季節ごとのペーパーカップのデザイン。
特に桜のドリンクの出る2月と
クリスマスカラーが彩る12月が好きでした。
度々お店を利用するお客様だと
ドリンクをお渡しする時にすぐ気づいてくれたりして。
ふわっと嬉しそうに微笑む姿を見ると、
「私もそれお気に入りなんだよな、、喜んでもらえて嬉しいな。」と
温かい気持ちになれました。
『OUR MISSON』にある
「人々の心を豊かで活力のあるものにするために」を
達成するために
様々取り組みしているスターバックス。
そこで働いた経験が今とても生きています。
初めてのアルバイトが
スターバックスでよかったです。
これからも学んだ仕事のスキルを伸ばしつつ、
目の前の仕事を楽しんでいこうと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
自身の体験を多く交えてここまで書き綴りましたが、何か1つ為になる部分がありましたらとても嬉しいです。
※こちらの記事の内容は著者の体験に基づくものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。