手のひらにデバイスをちょこんと広げ、指先だけで世界を動かせる時代となりました。
孫悟空を「アチャー!」と手のひらで遊ばせるが如く、これはまさしく、三蔵法師の境地といえるかもしれません。
スマホの存在で、広がる「スキマ時間」の可能性。
そんなわけで、「空いた時間に副業でお小遣いをひと稼ぎするぞ!」なんて考えたり、興味を持っている方も少なくないかと思われます。
でも、副業って。そもそも世の中にどんなものがあるんでしょうね。
せっかくだから、スマホを使わなくてもできる副業も含めて、どんなものがあるか知りたい!
副業にはどんな種類があり、何が人気なんだろう(スマホ使わないものも含む)
昨年、株式会社ビズヒッツが「【働き方改革・実態調査】副業している1000人に聞いた収入事情と満足度」と題した調査を行い、その結果を公開しました。
結果は以下の通り。いま副業にどんな種類があり、どんなものに人気があるのかを知る参考になります。
●経験のある副業内容・職種は?(複数回答可、n=1000)
- 懸賞・アンケートモニター:34.9%
- クリエイティブ(ライター・デザイナー・製作等):31.7%
- インターネットメディア(アドセンス・アフィリエイト等):23.3%
- 投資・シェアビジネス(株式・不動産・シェアリング等):17.6%
- 飲食・サービス業(飲食・販売・オペレーター等):7.5%
- 専門職(医療・教育・美容・映像・声優等):6.6%
- オフィスビジネス(営業・事務・データ入力・法務等):5.8%
- 肉体労働・作業(引越し・工事・清掃員等):5.0%
- 流通ビジネス(せどり・ネットオークション等):5.0%
- 配達・ドライバー(デリバリー・新聞配達等):2.7%
- 代行業(家事代行・ベビーシッター等):0.8%
- その他:9.1%
※調査概要(株式会社ビズヒッツ調べ)
・調査機関:2019年11月5~11月8日
・調査対象:全国副業経験者1000人(インターネット調査)
※調査結果の出典元はこちら
複数の仕事を掛け持ちしている人も多く、なかでもリスクがなくスキマ時間で作業ができる「アンケートモニター・懸賞」が、34.9%と最も高い結果数値となっています。
調査を行ったビズヒッツの代表・伊藤陽介氏の考察は下記の通りです。
(中略)
株式会社ビズヒッツ代表・伊藤陽介氏
その中でも「アンケートモニター・懸賞」の人気が高かった理由としては以下3点が考えられます。
・特別な知識や技術を必要としない。
・パソコンだけでなくスマホでも作業を行える。
・ひとつあたりの作業が短時間で完結。
気になる点としてはデータ入力や事務作業といった「オフィスビジネス(5.8%)」が挙げられます。 今回の調査結果では低い数字でしたが、働き方改革の普及と合わせて企業のテレワークや在宅ワーク導入が増えていくことで、今後伸びていくことも考えられますね。
副業と一言にいいますが、いろいろな種類の仕事があり、それぞれ特徴がありそうですね。
以上、参考にしていただければ幸いです!
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※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
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