こんにちは。トレジャー・ファクトリーの出張訪問買取事業という部署でバイヤーをしている冨永淳紀(とみながあつき)と申します。入社して2年目です。

この記事を読んでくださっている皆さんは、就職活動のさなか、将来への不安や希望の間で揺れているかもしれません。私もかつて、何を基準に企業を選び、どのようなキャリアを描くべきか、悩み続けた一人でした。
そんな私が、どのようにしてトレファクと出会い、「好き」を仕事に変え、やりがいを持って働ける現在に至ったのか。少しでも皆さんの参考になればと思い、率直にお話しさせていただきます。
※冨永さんのジョブストーリーは動画でも公開中です。下記のYouTubeリンクからご覧ください!
学生時代と「好き」に気づいたきっかけ

中学・高校ではバスケ部に所属し、部長もやっていました。大学では経営学を学びながら、ドラッグストアやレンタルショップ、ピザ配達など複数のアルバイトを経験しました。接客を通じて「人がモノを選ぶ」過程や、売場づくりによって売上が変わる面白さを体感し、より強くマーケティングに関心を持つようになりました。ただ、就職について明確なビジョンはなく、友人との旅行や趣味の時間を楽しむ中で、「なんとなく学生生活が終わる」予感に漠然と焦りを感じていたのも事実です。
そんな中、唯一私の中で揺るがずにあったのが「古着」や「一点物」に対する強い興味でした。背景に物語があるモノに惹かれ、リユースという概念に自然と関心を持つようになっていたのです。
トレファクとの出会いと就職の決断
就職活動が本格化する中、なかなか「ここで働きたい」と思える企業に出会えず、エントリーすら進まない時期がありました。
そんなとき思い出したのが、自分でもよく通っていた「トレファクスタイル」の店舗です。魅力的な商品と空間に心惹かれ、「この会社なら、自分の“好き”を活かせるかもしれない」と直感的に感じました。

実際に企業研究を進める中で、トレファクはリユース事業に約30年取り組んできた安定した企業でありながら、新しいことにも積極的に挑戦している柔軟な社風があると知り、さらに興味が深まりました。
私は他社を受けることなく、トレファク一本で選考を受けました。一般的にはリスクのある選択かもしれませんが、当時の私は「ここでなら、自分が納得して働ける」という不思議な確信を持っていました。面接では人事の方が真剣に話を聞いてくださることで、会社に対する安心感であったり、「この会社で働きたい」という気持ちが自然と育っていったのを今でも覚えています。
新しい環境でゼロから挑戦

入社前は、希望が通らないこともあるので古着専門の専門業態を希望していましたが、会社から打診されたのは、立ち上げ間もない「出張訪買取事業」という部署への配属です。仕事内容も勤務地も予想外で、正直、迷いもありましたが、「若いうちに新しいことへ飛び込む経験こそ、自分を成長させる」と思い、思い切って挑戦する道を選びました。

配属後は、まだ創設されたばかりの部署だったということもあり、現場では制度や仕組みづくりから関わることができました。先輩方は年齢に関係なく意見を尊重してくれ、例えば私が提案した教育体制の整備も仕組みとして実現するに至りました。
今は、私自身が教育担当となり、新人スタッフの研修やサポートをさせていただいております。自分のアイデアが会社の一部として形になっていく――この実感はとても大きなやりがいです。
訪問バイヤーとしての日常と、お客様との関係

現在は訪問バイヤーとして、お客様のご自宅に伺い、幅広いジャンルの品物を査定から買取まで行っています。ブランドバッグ、家具家電、食器、ホビーまで、本当にさまざまなモノに出会います。ただ査定するだけでなく、「そのモノがどんなふうに使われ、どんな想いが込められていたか」にも耳を傾けるのが、私たちの仕事です。
最初は商品知識ゼロでしたが、先輩たちのサポートのおかげで、今では食器のブランドや背景知識についても詳しく語れるようになりました。

日々知識が深まり、それが自信やお客様との信頼関係に繋がっていくのを実感しています。現在は「洋食器カテゴリー」の買取力を部署として高めるための担当として、バイヤー全体への知識共有にも力を入れています。これからも、自分の得意分野をさらに深めつつ、組織にも貢献していきたいと考えています。
トレファクの信頼と総合力
トレファクは全国に実店舗を持っているため、お客様の安心感につながりやすく、「お店で見たことがある」「以前利用した」といった声を多くいただきます。さらに、トレファクはジャンルを問わず多様な商品を一括で扱えるため、「引っ越しがあるのでたくさんのモノを買取に出したい」といった他社では難しいニーズにも、ワンストップで対応できる強みがあります。
私たちは、お客様の暮らしの節目に寄り添い、必要とされるサービスを提供できているという実感を日々持っています。
ある日、大量の着物やアクセサリーの査定依頼を受けた際、お客様が「本当に一つひとつ丁寧に見てくれて感動した」と涙を流して喜んでくださいました。不用品と一括りにされがちな品々にも、想いが宿っている。それを尊重することが、私たちの役割だと改めて感じました。
最後に、就活生の皆さんへ

就活は、自分の価値観や「好き」と真剣に向き合う時間です。焦らず、自分の気持ちに正直になってください。たとえ小さな興味でも、それがキャリアの入り口になることはあります。
もし、リユースという世界や、人とモノの関係に興味があるのなら、トレファクはその好奇心を存分に活かせる場所です。まだ若い部署だからこそ、あなたの声や行動が、未来の組織を形作る力になります。
「好き」を仕事に変えたい方、「誰かの役に立ちたい」と思える方。ぜひ一度、私たちの仲間として働くことを考えてみてください。ともに、お客様に喜びを届け、リユースという可能性の広がる世界をつくっていきましょう。
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。
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この記事を書いたひと

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