香水を初めて買うときは、実際に香りを確かめられる実店舗に足を運ぶのがおすすめです。オンラインショップでも購入はできますが、好みに合わない香りを選んでしまうリスクがあります。
本記事では、香水初心者に適した購入場所と、香水の選び方や付けるときの注意点について紹介します。
香水を買える場所5選

香水を買える場所は、思っている以上にたくさんあります。以下に、初心者におすすめの香水を買える場所5つを紹介します。
- 百貨店、デパート
- 香水専門店
- ドラッグストア、バラエティショップ
- リユースショップ
- オンラインショップ
百貨店・デパート
香水を購入できる代表的な場所の1つが、百貨店やデパートです。
人気の高いハイブランドの香水を実際に試せるうえ、香りの好みを伝えれば店員がアドバイスしてくれます。正規品を安心して購入できる点も大きなメリットです。一方で、価格が比較的高く、店舗に高級感があるために気軽には立ち寄れないというデメリットもあります。
香水専門店
香水専門店は、日本各地の都市に点在しており、大きく分けると「多店舗展開型」と「個人経営や小規模の専門店」に分けられます。
多店舗展開型の専門店:
都市部の主要駅周辺や商業施設に多く、国内外の幅広いブランドを扱っています。種類が豊富で、トレンドや人気の香りも揃いやすく、色々な香水を試してみたい方に向いています。
より専門的な香水店:
店主やスタッフが香水に強いこだわりを持ち、セレクトや提案の独自性が光ります。珍しい香りを求める人におすすめです。
どちらのタイプでも、スタッフの香水の知識が豊富で、好みや「こうなりたい」というイメージを伝えれば、それに合った香りを提案してもらえます。また、来店するお客さんの多くが香水を探しているため、気兼ねなく試せる落ち着いた雰囲気も魅力です。
まずは都市部の大型商業施設などで香水専門店を見つけ、立ち寄ってみると良いでしょう。
ドラッグストア・バラエティショップ
リーズナブルな香水が多く販売されており、学生でも気軽に香水デビューができます。
ボディミストのような軽い香りの商品も多く、いろいろと購入して試し、自分の好みの匂いを見つけるのに便利です。テスターが置かれている場合もあり、その場で香りを確かめられるのも大きなメリットです。
ただし、高価格帯のブランド香水はあまり取り扱いがないため、特定のブランドが欲しい場合は百貨店などの利用をおすすめします。
リユースショップ

香水を購入する際に、ぜひ一度訪れてみてほしいのがリユースショップです。店舗によっては驚くほど品揃えが豊富なところもあり、思わぬ掘り出し物に出会えることもあります。
人気ブランドの香水は定価で購入しようと思うと高価ですが、リユースショップならお得に手に入る場合も。少し使われている商品も中にはありますが、残量が少ない分、破格で購入できることもあります。試しにいくつか購入して、香りを比較するのにも便利です。
「トレジャーファクトリー(トレファク)」でも店舗によっては香水を扱っており、手頃な価格で有名ブランドを探せます。取扱数が豊富なため、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
オンラインショップ

すでに購入したい香水が決まっている場合は、オンラインショップの利用もおすすめです。
実店舗よりも豊富な種類が揃っており、サイトを眺めるだけでも楽しめます。自宅にいながら商品を受け取れる点も大きなメリットです。中には定期的に香水を入れ替えられるサブスクサービスもあり、いろいろな香りを試してみたい方に向いています。
「トレファクオンライン」ではリユース品の香水を検索でき、欲しいブランドを効率的に探して購入できます。店舗に行かなくても掘り出し物を見つけられるのが大きな魅力です。
初心者におすすめの香水の選び方

香水を選ぶときは、まず実際に香りを確かめてから購入するのがおすすめです。
ボトルのデザインだけで選んでしまうと、香りが気に入らず、結局インテリアになってしまった…ということになりかねません。また、初めのうちはアトマイザーなどの小容量タイプを購入してみると安心です。
付ける部位や付ける量によって匂いの感じ方が異なるため、じっくり試して気に入ったら大きなボトルを買うようにしましょう。
香水には以下のような種類があり、それぞれ「賦香率(香料の濃度)」と「持続時間」が異なります。
賦香率(香料の濃度) | 持続時間 | |
パルファム | 約15~30% | 約5~7時間 |
オードパルファム | 約10~15% | 約4~5時間 |
オードトワレ | 約5~10% | 約3~4時間 |
オーデコロン | 約3~5% | 約1~2時間 |
パルファムやオードパルファムは濃度が高く、付けすぎると香りが強くなりやすいので注意が必要です。初心者のうちは、香りが軽めで扱いやすいオードトワレやオーデコロンから始めるとよいでしょう。
始めての香水におすすめのブランド6選
自分の好みの匂いがわかるまでは、どの香水を買うべきか悩んでしまうものです。ここでは、万人受けしやすく、初心者でも使いやすい香水ブランドを6選を紹介します。
- クロエ(Chloé)
- シロ(SHIRO)
- ジルスチュアート(JILL STUART)
- カルバン・クライン(Calvin Klein)
- カルバン・クライン(Calvin Klein)
- ブルガリ(BVLGARI)
クロエ(Chloé)
香水初心者でも挑戦しやすい、やさしく清楚なフローラル系の香りが多いブランドです。特に「クロエ オードパルファム」は万人受けしやすく、初めての1本として人気を博しています。可愛らしくておしゃれなボトルが家にあるだけで、テンションが上がります。
シロ(SHIRO)
シロは、自然派コスメブランドとして人気があります。サボンやホワイトリリーといった清潔感のあるナチュラルな香りが多く、香水初心者でも安心して使えるのが特徴です。日常使いとして愛用している人も多くいます。
ジルスチュアート(JILL STUART)
清潔感や華やかさをほどよく演出でき、友人とのお出かけやデートなど幅広いシーンで活躍する香水が多いブランドです。ボトルが可愛くてインテリアにもなります。軽やかで甘すぎない果実系の香りが多いので、「香水デビュー」に適しています。
カルバン・クライン(Calvin Klein)
爽やかでクセが少ない香りが多く、香水初心者でも使いやすいブランドです。「CK one」などは使っている芸能人も多く、女子ウケがいいと評判です。ユニセックスで使える香りが多いのも魅力の一つで、カップルでペアフレグランスとして楽しむ人もいます。
ジョー マローン(Jo Malone London)
シンプルで上品な香りが特徴で、男女問わず高い人気を誇るブランドです。香りのバリエーションが豊富で、気分やシーンに合わせて選べる楽しさがあります。慣れてきたら、異なる香りを重ね付け(レイヤリング)して、自分だけのオリジナルな香りを演出できるのも魅力。初心者から香水に慣れてきた人まで、長く楽しめるブランドです。
ブルガリ(BVLGARI)
爽やかで上品な香りが多く、男女ともに高い人気を誇るブランドです。特に「ブルガリ プールオム」は、シトラス系の清潔感あふれる香りで、香水初心者でも取り入れやすい定番アイテムとして知られています。オフィスや日常使いでも自然になじむため、強い香りが苦手な方にもおすすめです。
脱香水初心者!おすすめのブランド3選
香水を付けることに慣れ、その日の気分や洋服に合わせて使い分けをしたくなってきたら香水初心者を脱した証拠です。自己表現の一つとして香水を使いたくなったときに、おすすめのブランド3選を紹介します。
- シャネル(CHANEL)
- メゾンマルジェラ(Maison Margiela)
- ゲラン(GUERLAIN)
シャネル(CHANEL)
代表作の「No.5」は1921年の誕生以来、時代を超えて愛されるアイテムです。それまでになかったアルデヒドを用いた革新的な香りで、女性が自分自身のためにまとう香水という新しい価値観を打ち出しました。そのほかにも、フローラルやフレッシュ、エレガントなタイプなど幅広い香りが揃っており、シーンやファッションに合わせて香水を使い分けたい方にぴったりのブランドです。
メゾンマルジェラ(Maison Margiela)
1988年にベルギー人デザイナー、マルタン・マルジェラによって設立されたブランドです。2012年に登場した「REPLICA」シリーズは、香りを通じて「ある時間・ある場所」を再現することをコンセプトにしています。シーンや気分に合わせて香水を選び、自己表現の一部として香りを使いたい方におすすめのブランドです。
ゲラン(GUERLAIN)
1828年に創業した香水の老舗で、時代ごとに革新的な名作を生み出してきたブランドです。独自の調香方法を採用しており、奥行きのある格調高い香りを楽しめます。近年では自然由来の原料にこだわったラインなども展開しています。香水の歴史や調香に興味を持ち始めたタイミングで一度手に取ってみるのがおすすめです。
香水の正しい付け方とは?

香水は、さりげなく香る程度に付けるのがちょうど良いとされています。
手首や首すじはよく使われる部位ですが、強く香りやすいため初心者には少し注意が必要です。ある日突然強い香りを放つと「香水に慣れていない感」が出てしまう場合もあるため、まずは控えめに付けましょう。動いたときにふわりと香り、親しい友人に「今日、いい匂いがするね」と気づかれるくらいが理想的です。
おすすめなのは、清潔な状態の足首や太ももに、体から20〜30cmほど離して軽くスプレーする方法です。反対に、脇のような汗をかきやすい部位に付けると香水と汗が混じり、不快な匂いに変わる可能性があるため避けましょう。
使用量は、オードトワレやオードパルファムなら1プッシュを数か所に分けて、オーデコロンなら2プッシュ程度を目安に。なお、香水を付けた手首同士をこすり合わせると摩擦で香りが変化してしまうため、こすらず自然に乾かすのが基本です。
香水初心者はリユースショップに足を運んでみよう

いきなり正規の値段で人気の香水を購入するのは、ハードルが高いもの。リユースショップなら、さまざまなブランドの香水がお得に手に入ります。トレジャーファクトリーの店舗にも日々たくさんの香水が入荷中です。香水の購入を検討している方は、一度ぜひ立ち寄ってみてください。
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。
リユースビジネスのこと、トレジャー・ファクトリーがどんな企業かを少しイメージできたでしょうか。
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