古着・ファッション専門の買取・販売を行う「トレファクスタイル」に2022年に入社し、現在は三鷹店で店長を務めている直井一樹(なおい かずき)です。

学生のころから洋服が大好きで、古着もよく買っていました。トレファクスタイルも当時からヘビーユーザーで、年間30万円くらい売り買いしていたほどです。

大学生の頃の私です。この頃から黒色の服が好きで、今でも私服は黒系統が多めです

ただ、入社前の私は「買取」についてほとんど知識がありませんでした。「査定って何をするの?」「金額ってどう決めるの?」という状態で、不安のほうが大きかったですね。

こういう不安は私だけじゃなかったと思います。今、買取を任されている同期たちも、入社時は買取のことをほとんど知らない状態からスタートした人が多かった印象です。最初に不安になるのは当たり前。今回は、そんな状態からどうやって自信がついていったのか、仕事の楽しさとあわせてお伝えできればと思います。

そもそも、なぜトレファクスタイルを選んだの?

就職活動の中で「自分がいちばん好きなことは何だろう」と考え、洋服に関わる仕事がしたい!と思いました。販売員やメーカーなどさまざまありますが、私はいろんなジャンルの服に触れながら、知識を幅広く身につけたい気持ちが強かったんです。

今店長を務めているトレファクスタイル三鷹店

トレファクスタイルは、ストリートから海外ハイブランドまで幅広い商品が並びます。いろんなブランド・いろんな年代の服に触れられる。ここなら毎日学びがあるし、好きなものを仕事にしながら自分の引き出しも増やせると思い、志望しました。

「買取がわからない」って、最初は普通です

入社してすぐに、真贋や買取業務について学ぶ基礎的な研修があり、その後は店舗で実務をしながら覚えていく流れです。ここは未経験の自分にとって、すごく心強かったところですね。

ちなみに、入社してから知って意外だったのが、一般的な古着屋スタッフの仕事って、実は買取がかなり大きな割合を占めることです。トレファクスタイルでも、店舗の仕事の半分以上が買取に関わる業務内容で、「最初に買取を不安になるのも当然だな」と今振り返ると思います。でも裏を返すと、それだけ日々査定に触れる機会が多い。だからこそ、未経験でも上達のスピードが出やすいんだと思います。

[本日の店舗おすすめ商品①]「SALOMON XT-6」:お気に入りブランドのシューズで私も愛用しています。こんなにキレイな状態で買取させていただけるとはびっくりしました

買取業務では、お客様が持ち込んでくださった商品を査定し、結果をパソコンに入力していきます。最初のうちは「正しい値段がつけられるのか」「スムーズにできるのか」がやっぱり不安でした。実際、入社当初は5点打ち込むだけで20分かかってしまったこともあって、「これで大丈夫かな…」と焦ったのを覚えています。

でも、やってみてわかったのは、最初から完璧じゃなくていいということです。ブランド名も、覚えたつもりでも普通に忘れます(笑)。ただ、持ち込みがあったときに「見たことあるな」と思えれば、公式サイトを開いて確認し直す。その積み重ねで少しずつ定着していきました。

そのうえで心強かったのが、先輩たちのサポートです。「こういう情報を参考にするといいよ」とコツを教えてもらえたり、迷ったときに相談できたりして、ひとりで抱え込まずに前に進めました。本当に困っていたとき、「最初はみんな同じところでつまずくから大丈夫」と受け止めてもらったこともあります。そういうやり取りがあったからこそ、未経験でも前に進めたのだと思います。

さらに頼れるのは先輩だけではありません。古着の知識は、お客様から教えていただくこともあれば、同僚や後輩との会話の中で気づきを得ることもあります。店舗全体で情報が循環しているからこそ、学びが途切れにくく、安心して取り組める環境だと感じています。

[本日の店舗おすすめ商品②]「1930年代のジャケット」:内側が収納になっています。首元だけコーデュロイになっているところもポイントです

知識の増やし方も、特別なスキルというより「やり方」が大事だと断言できます。

私は、ブランドの公式ページや店頭の情報を見ながら、「毎日ひとつは新しいブランド名を覚える」ことを続けました。リストを作ったり、ジャンル分けして「この系統は価格帯がこのあたり」と軸を作るのも助けになりました。

ここは、入社前に好きなファッションを掘り下げて調べていた感覚と、実はすごく近いと思っています。覚えることは多くて大変な面もありますが、ファッション好きだからこそ「調べる→わかる」が楽しい。知識が増えるほど査定もスムーズになり、面白さも増えていきました。

さらに、そのブランドの実店舗に足を運んで価格帯やセール感を把握しておくと、お客様への説明の説得力も変わります。「このくらいの価格で並んでいるので…」と根拠を持ってお伝えできると、お客様も納得しやすいんですよね。

買取のスピードアップにはタイピングも大事です!

意外と大事だったのがタイピングです。買取は1点1点入力が必要で、入力が遅いと査定時間に直結します。慣れるほど全体の流れもスムーズになっていきました。

もうひとつ、スピードを上げるうえで効いたのが「段取り」です。

例えば、真贋確認(本物かどうかの確認)が必要な商品が出たら、まず写真を撮って、専門部署に送る準備だけ先に済ませておきます。また、「入力するもの」「まだ入力しないもの」はきちんと整理して置き場所を固定し、途中で混ざらないようにしています。忙しい店舗ほど、こうした小さな工夫が同僚との連携にもつながり、買取の流れ全体をスムーズにしてくれました。

覚えることは多いですが、そのぶん新しい洋服と毎日出会える。自分が担当したものだけでなく、同僚や上司が査定した商品が売り場に並ぶのを見て「こんな商品もあるんだ!」とワクワクしていました。

不安だった買取が、いつの間にか自信に変わっていました

次に担当した下北沢店では、売り場の管理が中心でした。セールを行ったり、レイアウトを変えたり。下北沢らしく古着がメインで、上司も同僚も古着の知識が豊富。ときには古着に詳しいお客様に教えていただくこともありました。

[本日の店舗おすすめ商品③]「1980年代のネルシャツ」:襟が少しカーブしているところがポイントです。40年ほど前のものですが、状態が良いですね

店舗によって取り扱いブランドや雰囲気が違うので、異動のたびに学びがあります。配属先が違っても、どの店舗でもファッションに触れながら買取の知識を身につけられると思います。扱うジャンルが違うからこそ、引き出しも増えていきました。

買取に慣れてくると、悩み方も少し変わります。たとえば「定価1万円だけど、この買取金額で大丈夫かな」と迷うこともあります。正解がひとつではないからこそ、利益と、お客様に還元してまた持ってきていただけるかのバランスを考えながら判断しています。ここが買取の奥深さでもあり、面白さでもあると思います。

入社して2年半ほど経った頃でしょうか。判断できることが増え、売り場づくりも任せてもらえるようになりました。以下の3つの写真は私が実際に担当した売り場の写真です。売り場づくりも買取と違った面白さのある仕事なので、ご参考までに!

2年目に入って下北沢店に異動した際に作成したドレス・インポート売り場。目の引く色のアイテムを各所に置きお客様の目に留まるように作成
年齢層少し高めを意識したヴィンテージ売り場。西武線沿いの店舗に配属していた際に、LEVI’Sのお持ち込みが多く買取の訴求ためヴィンテージアイテムを使用して作成
若者向けのヴィンテージ売り場。下北沢近くの店舗に配属した際にヴィンテージを求めていた若年層のお客様が多く、自店にコーナーがなかったため作成

お客様が「こんなに値段がついたんですね!」と驚いてくださる瞬間は、買取の仕事ならではのやりがいです。そして「直井さんに査定してほしい」と言っていただけたときは、本当に嬉しかったです。

1万種類以上のブランドに出会える職場って他にありますか?

買取の仕事は、最初はわからなくて不安ですよね。私もそうでしたし、同期も似たところから始まった人が多かったです。でもトレファクスタイルには、研修があり、現場で実務をしながら、わからないことは調べたり周りに聞いたりして前に進める「学べる環境」があります。忘れても、繰り返すうちにちゃんと身についていく。そうやって積み上げていけば、買取は必ず自分の力になっていきます。

そして仕事の楽しさの大きな理由が、出会える服の多さです。トレファクスタイルは、1万種類以上のブランドを取り扱っていると言われています。だからこそ、仕事をしているだけで自然と知らなかった服に出会える。自分の好きなブランドを深掘りするのも楽しいですし、今まで選ばなかったテイストに触れて「これもいいな」と思える瞬間もあります。「たくさんのファッションに触れながら働ける」のは、こういう環境があるからこそだと思います。

「好き」を仕事にしたい方を、私たちは歓迎します。トレファクスタイルで、いっしょに仕事をしませんか。以下、1つでも当てはまる方はおすすめです。

  • 洋服や古着が好きで、もっと知識を深めたい方
  • 「買取は未経験で不安…」だけど、学びながら成長したい方
  • 服に触れながら、売り場づくりにも挑戦してみたい方

店内では「今日、雰囲気が違いますね」「そのジャケット、良いですね」といった会話が自然に生まれます。そうした日常のやり取りの中で、スタッフ同士が服やブランドの情報を交換できるのも、この仕事ならではの良さだと思います。

買取が未経験でも大丈夫。ファッションが好きという気持ちが、いちばんの強みになりますよ!

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。


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