「コワーキングスペース」って言葉、最近注目されていますよね。
でも、「レンタルオフィス」や「シェアオフィス」なんて似た言葉もあって、結構ややこしかったりします。
そこで今回の記事では、全国に多数のコワーキングスペースを運営する株式会社WOOCに直撃取材。拠点の1つで東京都「大森駅」徒歩約1分のコワーキングスペース「ビズコンフォート大森山王」に実際にお伺いし、広報ご担当者様に話を聞いてきました!
憧れのコワーキングスペース、ビズコンフォート大森山王へ
いきなりですけど、1階のこの部屋、広びろとしてて仕事が捗りそうな空間ですね。おしゃれカフェのよう、、、といいますか。
ビズコンフォート大森山王は2019年6月にオープンしたコワーキングスペースで、席数は全部で115席あります。
この写真は1階の一番広いスペースのホビーブースですね。
まわりが住宅街ということもあって、オフィスワーカーの方だけでなく、主婦やシニアの方にも利用しやすい雰囲気を重視したデザインになっています。
この空間は貸し切りで使うことも可能で、ワークショップやセミナーなどに利用されることも多いですよ。
キッチンブースも貸し切り可能で、パーティなどもよく開催されてます。貸し切り予約が入っていない時は開放しており飲食が可能ですので、ランチ時になると賑わってきますね。
会議室はコワーキングスペースの会員様がウェブ予約にて、来客時や会議などに利用できる個室スペースとなっています。ほかに予約不要の打ち合わせブースもあります。
変わったところではこんなものも。
ECサイトを運営されている方などによく利用されていて、なかなか需要があるんですよ。
でもお聞きしていると、ミーティングや作業のスペースが多く、静かな環境で仕事されたい方などは、気にされたりしませんか?
2階はどちらかというとよりビジネスユーザー向けの空間になっています。席と席の間のゆとりにもこだわっているんですよ。
こんな感じです。
みなさん黙々とお仕事なされていますね。
席と席の間がゆったり広いのも、いいです。
あ、コピー機。なんだかんだいって、
仕事するときプリントは必要になりますからね。
仕事用のお荷物を置いておきたい方は、
オプションにてご利用いただけます。
ちなみに、この建物の3階はコワーキングスペースとは別のサービスとなるのですが、レンタルオフィスとなっています。
個室で部屋が仕切られていて、こちらもおかげさまで人気が高く、満室の状況です。ご事業の登記登録も可能です。
3階はカラオケルームみたいな感じになっているんですね! きちんとした空間で、じっくりと仕事に取り組めそうな印象でした。
そろそろ本題。コワーキングスペースって?
ここらへんの違いを教えてもらうことは可能ですか?
私もときどきわかりにくくなったりするので 笑
明確で厳密な定義というのはもともとないと思いますが、私なりの解釈をお伝えしますね。
(↑人にすぐ聞いて自分で考えないタイプ)
これは、部屋そのもの、特定の空間を丸ごとレンタルするサービスというイメージです。
これは、1つの働く空間を賢くシェアしていきましょうよ、という概念。
アメリカのIT企業やスタートアップによく見られ、世界をエネルギッシュに牽引する彼ら彼女らの文化とともに、日本にやってきて、浸透してきたと考えられます。
また、コワーキングスペースのサービスも、レンタルオフィスのような展開を見せていたりして、最近では両方が非常にオーバーラップしてきている印象です。
というわけで、、、
↓ ババーン!
この記事の最初に出てきた、図解が再び!!
腑に落ちました。ありがとうございました!
いろんなコワーキングスペースがあるけど、何が違うの?
もうちょっとわかりやすくお願いします!
それで、空室オフィスの有効活用化を実現すべくはじめたのがコワーキングスペースの事業となっています。
空室物件に快適性・機能性の高いデザインを付加価値として付与することで、より多くの方に利用いただこうと取り組みを進めています。
すべてを同じフォーマットデザインにするのでなく、拠点ごとにその地域に合わせたコンセプトデザインを展開しているんですよ!
つまり、、、
↓ ババーン! (一例です)
(お約束、、、笑)
◎ 左上:横浜元町
→ 地下フロアをコワーキングスペースに。潜水艦をイメージ
◎ 右上:曳舟
→ 高架下のスペースをコワーキングスペースに。コンセプトはニューヨークのサブウェイ(地下鉄)
◎ 左下:神戸元町
→ 「港町神戸」ですので、船のデッキをコンセプトに
◎ 右下:京都四条烏丸
→ 京町屋風のコンセプトに畳席も作りました
です!
これなら、全部まわってみるのも面白そうです!
さきほど申し上げた通り、空室の有効活用化をテーマとしておりましたので、弊社のコワーキングスペースは、オフィスの中心街からちょっとだけ離れた住宅街や郊外に多くあるのも特徴です。
例えば、コラボレーションを積極的に推進するコンシェルジュがいて、イベントが定期的に行われていたりとか。また、ビジネスの専門家を置いて、コンサルティングサービスを提供しているなんてところもあります。
そのほかにも、スタートアップの支援を目的としたコワーキングスペースを運営していたり、法人専用にコワーキングスペースを運営している、というスタイルもありますね。
近いとか、安いとか、そういう視点でしか考えてなかったけど、運営元によってコワーキングスペースのサービスの内容も違いが色々とありそうですね。
これからはじめてコワーキングスペースを利用してみよう、と考えている方に、おすすめなやり方はありますか?
「ドロップイン」と呼ばれるサービスで、一度コワーキングスペースを試していただくことをおすすめいたします。
基本的にコワーキングスペースは月額料金であることが多く、各社様でさまざまなプランがあるのですが、このドロップインでは時間単位での利用ができます。
気になる場所がありましたら、まずはこちらでお気軽にご利用してみてはいかがでしょうか!
お試しコースみたいな使い方ができそうですね。
今度、気になるところで試してみます。
今日は一日、色々教えていただき、ありがとうございました!
社会人の方はもちろんですが、就活中の学生の方などからのご利用も最近は増えています。
セカンドオフィスに興味のある方は、ぜひぜひ、お気軽にご活用くださいませ!
まとめ
はじめてのコワーキングスペースでしたが、実際にお話を聞いてみて、色々と発見がありました。同じコワーキングスペースでも、運営する会社によってサービスの違いがあり、それも面白いなあと。
最近は働き方改革の話があったり、また、自然災害で急に交通機関が使えなくなることもあったりと、もしかすると、自分の会社以外に働ける場所(=セカンドオフィス)を持つことが、フリーワーカー以外の方にも不可欠なリテラシーになってきているのかもしれません。
まずは一度お試しで、どこかのコワーキングスペースを利用してみてはいかがでしょうか。
※取材協力:コワーキングスペース「ビズコンフォート」
→ 月額2,000円~のライトプランがおすすめだそうです!
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。
この記事を書いたひと
「仕事の数だけ物語がある」をテーマに、JOB STORYの編集部がさまざまな視点で記事をお届けいたします。